女子マラソンは、またしても入賞ゼロに終わりました。これについては、別の機会に語ることにして、日本時間で今夜の男子マラソンを走る、三人の日本代表ランナーについて語ることにします。
今回の代表三人を一言で言えば、「全員、伏兵」ということになるでしょう。「エース不在」と思われている現在の日本のマラソン界ですが、それでも、昨年に2時間7分39秒をマークした「元祖・山の神」今井正人、ロンドン五輪6位、モス . . . 本文を読む
これもまた、gooからのお題となりますが、今夜の女子マラソン、注目は?
ずばり、伊藤舞です。昨年の北京世界陸上のマラソン7位で代表権を得た選手ですが、その選考基準ともども、物議を醸しました。しかし、今、一番日本に必要なタイプのランナーなのです。今はもう、高橋尚子も野口みずきも土佐礼子もいません。それが現実です。かつての嶋原清子のように、「どんな条件下でも8位以内入賞の可能性大」なランナーです。3 . . . 本文を読む
gooから出された「お題」に応えてみます。(いつもと文体を変えてみます。)ご覧の通り、メインテーマが「マラソン」ですので、マラソンに決まっています。今までずっとそうでした。ロンドン五輪で日本がいくつ金メダルを取ったのかは忘れてしまいましたが、男子マラソンの中本健太郎のゴールに思わず、テレビに向けて拍手した時の嬉しさは忘れられません。
五輪の「花」だったマラソンも近年はすっかり注目度が低くなってし . . . 本文を読む
お久しぶりっこぶるぶるぶりっこ!
四ヶ月ぶりの更新の挨拶がこれでいいのかと思いつつ、お久しぶりの話をしよう。先月、今夏に北京で開催される世界陸上選手権のマラソン代表が発表されたが、久しぶりにその代表選考が物議を醸した。
今大会よりマラソンの出場枠が3人に変更された。代表として発表されたのは名古屋ウイメンズマラソンで3位(2時間22分48秒=日本歴代8位)の前田彩里。同じ名古屋で4位(2時間24 . . . 本文を読む
ロンドン五輪が閉幕してから、まだ10日も経っていない。なのに、もう随分前のことのような気がしている。「平和の祭典」が終わったばかりなのに、我が国は、近隣の国と領土をめぐって対立を深めているからであろうか。イスラム教徒の「断食月(ラマダン)」の期間を日程に組み入れた大会本部の配慮の無さが批判されたが、「8月15日」の直前に大会が終わる日程も、東アジアの複雑な歴史の背景への配慮が欠けていたと言うべきか . . . 本文を読む