KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

第43回愛媛マラソン vol.3

2005年03月30日 | 愛媛マラソン
中間点を僕は1時間47分15秒で通過した。12年前の初めてのハーフマラソンの記録が1時間48分8秒。初心者だった頃に戻ったのだな。折り返して、国道11号を西に。いきなり冷たい向かい風。昨年もそうだったが、今年も風は西から吹いている。この風が、かすかに残っていた戦意も吹き飛ばした。もう、29km地点の関門ももたない。スタートから2時間を越え、23km地点の標識の前で僕は立ち止まり、ナンバーカードをは . . . 本文を読む

第43回愛媛マラソン vol.2

2005年03月28日 | 愛媛マラソン
先頭の草場は20kmを1時間7分18秒で通過。5km毎のスプリットが17分台に落ちた。 僕にとって、11回目の愛媛マラソン、今年は過去最も厳しいレースだった。昨年夏から年末まで、左膝半月板損傷と肋骨骨折で5ヶ月余りまともに練習ができなかった。実質2ヶ月の準備期間というのは、ほとんど「一夜漬け」に近いものだ。2週間前の丸亀ハーフでは、レース途中で足の裏にできたマメが痛み、さらには18km過ぎてガス . . . 本文を読む

第43回愛媛マラソン vol.1

2005年03月27日 | 愛媛マラソン
遅れ馳せながら、先月20日に行われた愛媛マラソンの模様を、当日、主催でもある南海放送で生中継されたレースのビデオを見ながら、お伝えしていこう。 冒頭、昨年のアテネ五輪の女子マラソンでの土佐礼子の走りが映し出される。そして、 「原点はここから・・・」 7年前の第36回愛媛マラソンを走る彼女の映像が登場。初マラソン、記録2時間54分47秒。(ちなみに、映像は中間点通過時のものだったが、タイムは1時 . . . 本文を読む

美しき三十代~世界選手権ヘルシンキ大会マラソン代表に寄せて

2005年03月17日 | 五輪&世界選手権
びわ湖毎日、名古屋国際女子と世界選手権の代表を決める最終選考レース、いずれも僕の予想(願望)は大ハズレとなった。しかし、それはそれで悪いことではない。男女とも思いもよらぬ選手が好結果を出し、代表に選ばれた。 男子 高岡寿成(カネボウ)  34歳 入船 敏(カネボウ)  29歳 尾方 剛(中国電力)  32歳 奥谷 亘(冨士重工業) 30歳  細川道隆(大塚製薬)  29歳 女子 弘山晴美(資生 . . . 本文を読む

60年目のびわ湖毎日マラソン展望(日本人選手篇)

2005年03月06日 | マラソン時評
今回も、日本人メンバーは充実している。と言うよりもほぼ「独占禁止法状態」である。 東京国際で、高岡寿成との直接対決を嫌ったのか、持ちタイムが2時間10分以内の選手が11人も揃った。注目は、3年ぶりのマラソン出場となる藤田敦史(富士通)。20世紀最後の福岡を当時の日本最高記録で優勝した、「日本男子マラソン希望の星」ながら、シドニー、アテネと五輪には、選考会のスタートにさえ立てなかったランナーが、復 . . . 本文を読む