男子のレースは、前半こそ2時間7~8分台のペースで進んだが、25km過ぎてペースダウン。先頭を走るケニアの凸凹コンビを沖野剛久が追っているという。陸連の男子マラソン強化部長である河野匡氏(大塚製薬陸上部監督)は、30kmまでは抑え気味に入り、後半ビルドアップしていくレースプランこそ、北京五輪本番で日本男子がメダルを獲れる道として、今回もそういうレースを指示したという。前半の5km15分ペースについ . . . 本文を読む
今年の北京マラソンのテレビ中継も、「サプライズ」の連続だった。2年前からTBSでの全国中継が復活し、'80年代のような盛上がりに期待したのだが、予想GUY(某携帯電話のCMに出てくるこの言葉、流行語にはなってないか。)のシーンがやたらと見られる、「スリリング」なマラソンとなっている。
この「サプライズ」が、スポーツ本来の「何が起こるか分からぬ面白さ」とはかけ離れているのが、問題なのであるが・・・ . . . 本文を読む