一年前、こんな「2020」を誰が想像していただろうか?
世界中で猛威を奮う新型コロナウイルス。その影響がまさかの「東京五輪一年延期」という事態までも生み出した。2月第4日曜日以降、全国のあらゆるマラソン大会は中止、もしくは延期。そんな状況の中で終わろうとしている2020年の日本マラソン界を振り返りたい。
新人賞
吉田祐也(GMOグループ)
佐藤早也伽(積水化学)
功労賞
佐々木悟(旭化成)
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昨年の大晦日に発表した日本マラソン大賞の講評、2020年もあと残り4日という今になって発表である。楽しみにしていた方には大変申し訳ない。以下の講評は2019年12月の時点での視点で書いたものである。
新人賞には東京マラソンで日本人トップの5位でゴールした、初マラソンの中央大学の学生ランナー、堀尾謙介と同レースで女子の日本人トップの7位でゴールした一山麻緒、そして名古屋ウイメンズに次ぐ2度目のマラ . . . 本文を読む