「走る意味」 金哲彦著 講談社現代新書
久しぶりに更新のこのシリーズ、タイトルは毎年年末に刊行されるミステリー小説のガイドブックをもじったものであるが、今回紹介する本は、本当に「すごい」本である。これまでに読んだマラソン関連の本、特に元ランナーが書いた著作では最も衝撃的な内容だった。
著者の金哲彦氏の名前は、マラソンや駅伝の解説者として、すっかりおなじみとなった。柔らかい話し方での解説ぶりを . . . 本文を読む
既に2ヵ月近く経ってしまったが、8月の北海道マラソンの観戦記の女子篇。これを仕上げておかないと、次に進めないと思いつつ、ずるずると引き摺ってしまい、もはや秋風の吹く季節となってしまった。
今回の北海道マラソン、女子のレースを一言で表わすなら、
「原裕美子はやはり、原裕美子でした。」
ということになるだろうか。
'05年の名古屋で初マラソン初優勝、その年のヘルシンキでの世界選手権でも6位入賞 . . . 本文を読む