今日は8月の最終日曜日、北海道マラソンが開催される。世界選手権後、最初の国内メジャー大会となるわけだが、今回は男女ともに実に興味深い顔ぶれが揃った。
男子の注目点は、「日本在住のケニア人と、ベテランランナーの対決」と言えよう。
山梨学院大出身のステファン・マヤカ、オンベチェ・モカンバ、デビッド・カリウキ、仙台育英出身のジェームス・ワイナイナなど駅伝でおなじみの面々が登場。過去にこの大会で優勝し . . . 本文を読む
賢明な方はとっくにお気づきだろうが、この雑文の中では「世界選手権」と「世界陸上」と2つの呼称が混在している。この両者の違い、お分かりだろうか?
「世界選手権」というのは、IAAF(国際陸連)が主催する、2年に1度の競技大会の名称であり、「世界陸上」というのは、世界選手権の独占放映権を持つTBS(IAAFのオフィシャル・スポンサーでもある。)が制作するテレビ番組の名称である。僕はそのように認識して . . . 本文を読む
セルジオ越後氏と言えば、辛口サッカー解説者として知られている人だが、年配のサッカーファンなら、氏が日本リーグでの現役選手引退後に、日本中をサッカーの指導のために巡回していたことをご存知だと思う。
愛媛にも何度が氏は足を運んでいて、その際に愛媛のサッカー関係者やマスコミ関係者とも親交を深めたようで、セルジオ氏は今も全国高校サッカーの愛媛大会決勝戦のテレビ中継の解説をつとめたり、ラジオの生ワイド番組 . . . 本文を読む
「また、今度も良くて5位止まりか。」
29km手前で、6人に絞られた先頭集団の中に残った高岡寿成が30km過ぎて脱落していった時、誰もがそう思ったに違いない。その高岡をタンザニアのラマダーニとともに追いぬいて行った、白い帽子を被った尾方剛の走りが、しぼみかけた希望を大きく膨らませた!!
マラソンは2時間を越える長丁場だが、その中に何度か、輝くような瞬間がある。尾方が高岡を抜き去る瞬間、その高岡 . . . 本文を読む
アテネ五輪の女子マラソンの日はちょうど高校野球の決勝戦当日だった。愛媛代表済美は駒大苫小牧に敗れて、春夏連続優勝を逃した。
今日は日本最後の「メダル期待種目」であるところの、女子マラソンが行われるが、またしても済美が負けてしまった。
「済美が負ければ、女子マラソンは日本が金」
というジンクスが生まれるか?(偶然が2回重なればジンクスか?)
それはともかくとして、昨日の男子マラソンはうれしかっ . . . 本文を読む