スタート直後、するすると福士加代子がトップに立った。これは予想された展開だが、誰も彼女につこうとせず、福士がトップを独走する展開になった。こういうレースは久しぶりのことだ。
福士は決して「無謀」なレースをしたわけではない。しかし、第2集団のランナーたちは誰もつかなかった。原裕美子が出ていたらきっとついただろう。常に「格上」のランナーをマークするのが彼女のレースだったからだ。しかし、今回彼女はス . . . 本文を読む
あれどしたんよ、こないだの大阪の加代ちゃん、いよいよぶさいくやったけど、あ、顔のこととちゃうよ。あの子、愛嬌あって可愛らしかろがね。目が真ん丸でお口大きいし、あの子の方がよっぽど「オバQ」みたいやがねって、褒め言葉になっとらへんか。
そんなんどうでもええわい。最後何べんもこけてから、どうならい。なんで止めなんだん?頭とか打ったらおおごとよ。箱根駅伝みたいやったいうて、そんなん学生さんと一緒にして . . . 本文を読む
元旦恒例とも言えそうな、5区の佐藤の爆走(区間賞は4度目)でコニカミノルタとの差は1分57秒にまで縮まった。しかし、コニカミノルタは6区で入社2年目の池永和樹が区間賞の走りで2位との差を3分に広げ、アンカーはコーチ兼任の磯松大輔。実は当初は松宮祐行がエントリーしていたのが当日、足に痛みが出て、急遽エントリー変更したのだという。当日のエントリー変更は、医師の診断書無しでは認められないのだという。
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昨年の箱根駅伝、5区山登りで驚異的な走りを見せ、「山の神」の異名をとった今井正人。一般誌にも大きく紹介され、もしかしたら昨夏の世界選手権男子マラソン代表選手よりも知名度は上回っていたかもしれない。
「なんで今井クンは世陸に出ないの?」
と思った人もいるだろうか。
今回のニューイヤー駅伝、テレビ局は
「山の神、上州路に降臨!」
と盛り上げていたが、その事自体は悪いことではない。2年前、50回大会と . . . 本文を読む
今年の元旦、いつものように自宅で駅伝をスタートからゴールまで見て過ごす、というわけにはいかない事情があった。朝、雑煮を食べながら1区のランナーの走りを見て、タスキ渡しを終えた時点で外出し、帰宅したらちょうど5区の中継点だった。
見ていて、「あれ?」と思った。旭化成がいない!1区で、アテネ五輪代表の大野龍二が久しぶりに快走を見せ、トップから13秒差の4位でタスキをつないだのに、なかなか中継点にやっ . . . 本文を読む