またしても、「嬉しい誤算」という言葉を使ってしまう結果になったと思う。予想外のランナーが活躍したというだけでなく、東京マラソンという大会の印象自体が一変した。
ロンドンやニューヨークなどが長い時間をかけて築き上げた「3万人規模のマラソン」をいきなり開催しようという姿勢にかなり無理を感じたし、氷雨の中を走るランナーたちの姿には羨望の念を抱けなかったし、おりしも東京都知事選挙直前だっただけに、暴挙だ . . . 本文を読む
今、マラソンというのはブームなのだそうである。その元は、昨年の東京マラソンなのだという。
今年も3万人の定員に対して、15万人もの応募があったという。何なんだろうこれは?
ほんの10年ほど前である。某大手広告代理店のイベント・プロデューサー氏が、
「マラソン大会は沿道のギャラリーからお金を取れないから、経済効果が大して見込めない。」
と語っていたなんて夢のような話である。そうだ、ブームというの . . . 本文を読む
北京五輪女子マラソン代表に内定している土佐礼子。彼女が松山大学在学中に愛媛マラソンを走ってから今年でちょうど10年になる。
ホームページを立ち上げて間もない頃、そのレースについての詳細な記事を書いたので、ここに再掲載しようと思う。
(文章は掲載当時の原文をそのままコピーしています。誤字等については、ご了承下さい。)
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土佐礼子のデビューマラソン
at 2001 01/0 . . . 本文を読む
予想外のスポーツの結果に対して、「嬉しい誤算」などと言うのは、ある意味で失礼というか、自身の不見識を棚に上げた上から目線の言葉のような気がしてならない。
そんなわけで、今年の別大毎日マラソンは反省しきりである。参加メンバーの顔ぶれを見て、展望記事では「穏当な」表現をしたが、ストレートに
「こんなレース、全国放送するだけの値打ちがあるのかよ。」
と書こうかとも思ったのだった。それほど、少なかった。 . . . 本文を読む
五輪の出場権がかかった試合だと言われれば、それまで、一体どこで行なわれていたのかさえ分からなかった競技でも、突然大量の観衆が出現し、テレビはもちろんのこと、ラジオでも実況中継が実施されるという事態を目の当たりにしたばかりだけに、別府大分毎日マラソンが今年も全国ネットで生中継されるということが、実に有り難いことと思える。
今年で57回目を迎える、国内のマラソン大会の中でも、福岡国際、びわ湖毎日と並 . . . 本文を読む