先頭集団は四人。千葉真子、孫英傑、ゲテ・ワミ、エルフィネシュ・アレム。全て五輪ないし世界選手権でメダルを獲得するか、入賞しているランナーばかりだ。久しぶりに、「国際マラソン」の名にふさわしい顔ぶれによる優勝争いとなった。
ワミは初マラソンとなった昨年のアムステルダムで、いきなりエチオピア最高記録をマークしたランナーだ。しかし。マラソン経験という点ではアレムの方が一日の長があるようだ。集団の先頭に . . . 本文を読む
世界で初めての、女性だけのマラソン大会として始まった東京国際女子マラソンも今年で26回目を数える。
日本が女子マラソンで世界のトップ・レベルの水準を維持し、五輪で2大会連続して金メダルを獲得しているのも、女性のエリート・ランナーのみが走るマラソン大会が年に3度も行われているからではないだろうか?
海外においては、ボストンマラソンに女子選手の出場を認めることから、女子マラソンの歴史が始まった。今 . . . 本文を読む
先日、車で帰宅している途中、国道196号線のバイパスの歩道を走っている、女子中学生を見かけた。土佐礼子の母校の生徒たちのようだった。この道も、かつては土佐が練習に使用していた道であり、今も、帰郷した際にはジョグするという。
走る彼女たちの頭の中に、先輩の姿があっただろうか?
今日は東京国際女子マラソンが行われる。前回優勝者のアレム、アジア最速ランナーの孫英傑、アテネ五輪補欠の千葉真子らの優勝争 . . . 本文を読む
もたもたしているうちに、北京マラソンから1ヶ月経ってしまった。賞味期限の切れたネタを無理矢理料理してみたい。
'80年代に数々の名勝負や好記録を生み出してきた北京マラソンが、11年ぶりにTBS系列に戻ってきた。しかも生中継!!
次期五輪開催地だけに、中継のリハーサルも兼ねていたのかもしれない。実況担当は、自らもマラソンを走る中村秀昭アナと、すっかりおなじみになった「金ちゃん」こと金哲彦氏。
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週刊新潮の連載記事で、結婚を控えた各界の著名人を紹介する、「結婚」という記事がある。
11月18日号では、土佐礼子が採りあげられた。タイトルは
『アテネ五輪5位「土佐礼子」より1分速い「先輩」の愛』
土佐の「恋人」であった、村井啓一氏について、両者の関係を見事に1行で表していると思った。これまで、スポーツ紙等で、「大学の先輩」、「元長距離ランナー」と紹介されてきた村井氏だが、彼のマラソンのベスト . . . 本文を読む