KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

ベルリン・天使の疾走~世界選手権雑感 vol.9

2009年09月30日 | 五輪&世界選手権
もう、明日から10月である。いつまでも8月の世界選手権のことを引き摺っていては前に進めないので、ここはやむを得ず、端折っていかざるを得なくなった。 結論から先に書くと、女子マラソン、金メダルは20歳の中国のランナー、白雪。これは予想外だった。北京五輪銅メダルの周春秀に4位の朱暁琳ら実績のある同国の先輩ランナーたちも悪くない走りをしていたが、今年の名古屋で終盤失速した彼女がまさかここまでやるとはと . . . 本文を読む

ベルリン・天使の疾走~世界選手権雑感 vol.8

2009年09月25日 | 五輪&世界選手権
更新をサボっているうちに、世界選手権が終わって1ヶ月経ってしまった。この間に与野党が逆転して、総理大臣が代わり、それとは直接関係ないが僕の生活も変わった。 いささかネタが古くなってしまったが、これにケリをつけないと次に進めないのでお付き合いください。 昨年の北京で、日本女子マラソンの五輪での連続メダル獲得が途絶えてしまった。エース野口みずきの故障欠場、土佐礼子も故障を抱えての出走で途中棄権。 . . . 本文を読む

ベルリン・天使の疾走~世界選手権雑感 vol.7

2009年09月13日 | 五輪&世界選手権
キルイは2時間6分54秒の世界選手権大会最高記録でゴールした。2位のムタイも終盤、胃の中身を戻しながらもへばりつき、2時間7分48秒でゴール。3位はメルガではなく、1度は脱落したケベデだった。北京に続いて、高速ランナーが夏の世界選手権でも力を発揮するレースとなった。 そして、佐藤敦之。40km過ぎて順位は9位。ラスト1kmで、「佐藤劇場」が幕を開いた。アンナニだけでなく、もう1人のランナーの背中 . . . 本文を読む

ベルリン・天使の疾走~世界選手権雑感 vol.6

2009年09月12日 | 五輪&世界選手権
15km過ぎて、先頭集団は絞られた。予想通りケニアとエチオピアのランナーが中心。ケニアからは、2時間5分4秒のタイムを持つアベル・キルイ、2時間6分15秒のタイムを持つエマニュエル・ムタイ、ボストンマラソン4回の優勝歴を持つロバート・チェルイヨット。ちなみに、キルイもムタイも自己ベストを出したレースで優勝したのではない。エチオピアからは北京五輪銅メダリストのツェガエ・ケベデ、今年のボストン優勝の出 . . . 本文を読む

ベルリン・天使の疾走~世界選手権雑感 vol.5

2009年09月08日 | 五輪&世界選手権
前回更新よりも10日間、更新がストップしてしまったが、インフルエンザや政権交代の影響ではありません。 月刊陸上競技誌は、世界選手権や五輪の前月は世界各国の「専門家」による全種目の金メダル候補を予想している。今回、日本人で金メダル候補になっていたのは男子では、50km競歩の山崎勇喜、女子ではマラソンの渋井陽子だった。 渋井は故障で欠場を表明。北京五輪7位入賞で、今回、日本の男子で最もメダルに近い . . . 本文を読む