選考基準をめぐって紛糾した世界選手権の男子10000mの代表についてだが、結局、三津谷祐の代表入りが取り消され、7月11日までに、大森輝和との比較によって、再選考されるという結論で収束した。
この件について、僕自身の意見を語るつもりだった。けど、もうやめたやめた。
400mのトラックを25周走って順位を競う10000mという種目の魅力を作家の村上春樹氏がシドニー五輪の観戦記の中で、実に秀逸な . . . 本文を読む
サッカー日本代表がバンコクで異例の無観客試合で北朝鮮代表を下し、来年のワールドカップの出場権を得て、日本中が沸きかえる陰で、今夏、ヘルシンキで行われる世界陸上競技選手権(五輪、W杯と並ぶスポーツイベントとされている。)の日本代表の選考がもめている。一旦発表された、代表選考が白紙撤回されるという異例の事態となっているのだが、新聞等の扱いは大きくない。
問題となっているのは、男子の10000m。日本 . . . 本文を読む
ともあれ、女子10000mが深夜とはいえ、地上波で放映されてよかったよかった。それも、他のフィールド種目が終わっていたので、カメラが途中で切り替わることもなかった。
レースそのものも見所の多い好レースだったのだが、それについての詳細はまた次の機会にするとして、4日間6時間に渡ってテレビ放映された日本選手権を見て感じたのは、タイトルにも書いたように、今回は女子選手の活躍が目立った。
先の「展望」 . . . 本文を読む
今年の8月にヘルシンキで行われる世界選手権の代表選考会でもある、日本選手権大会が2日より国立競技場で行われる。短距離やフィールド種目については門外漢なので、ここでは長距離種目を中心に、僕なりの見どころというか注目点を紹介していきたい。
とは言うものの、五輪の陸上競技で日本唯一のメダル(or入賞)がマラソンだった時代を知る者としては、室伏広治、末續慎吾、為末大、澤野大地らの活躍ぶりは驚異である。彼 . . . 本文を読む