いよいよ、大賞(MVP)と主要な賞の発表である。ここからは、各賞毎にコメントしていきたい。
☆新人賞
久保田満
森本 友
吉田香織
女子は、初マラソンの大阪で5位、5月のウイ-ンで優勝の森本か、北海道で初マラソン初優勝の吉田か迷ったあげくに、両方を選ぶことにした。この2人のうちいずれかは、来年の大阪での世界選手権に選ばれる可能性も大だ。(吉田は名古屋を走るだろうか?)昨年は該当者なしだった男子 . . . 本文を読む
今回で6回目にあたるこの「マラソン大賞」だが、今回初めて新たな賞を設けた。しかし、本来ならあって欲しくない賞である。
今年、2人の実業団指導者が若くして亡くなられた。
☆特別功労賞
高橋浩一
ジョセフ・オツオリ
高橋浩一は1962年生まれ。土浦日大高から旭化成入社。18回走ったマラソンの中で優勝は'89年の延岡西日本1度だけ。同じチームの上の年代には児玉泰介と谷口浩美が、下の世代には森下広一 . . . 本文を読む
年末恒例の「日本マラソン大賞」を選ぶ時がまた、やって来た。毎年、独断と偏見で選ばせていただいているが、毎年言う事だが、「賞」に輝いたランナーの皆さんには何も差し上げません。あくまでも、1人のマニアの「お遊び」と笑って許していただきたい。
まずは、各賞の発表から。
☆功労賞
森下由輝
五十嵐範暁
真也加ステファン
千葉真子
☆カムバック賞
実井謙二郎
小幡佳代子
☆努力賞
鷲尾優一
渡邊共則 . . . 本文を読む
前身の朝日国際マラソンから数えて、今年で60回を数える福岡国際マラソン。40年前に開催地が福岡に固定された際に国際陸連より「Championship」の名称を使用することを許された最初の大会であり、翌年、デレク・クレイトンが世界で初めてマラソンで2時間10分を切ってゴールして以後、フクオカの名前は世界のランナーに知られるようになった。
五輪のメダリストや世界記録保持者がフクオカを目指した。フクオ . . . 本文を読む
レース翌日のスポーツ新聞は皆、高橋の「大失速」や「惨敗」を大きく扱っていた。
「惨敗3位尚子 引退しない」(スポーツニッポン)
「大失速3位 尚子限界」(スポーツ報知)
「引退するもんか 尚子北京まで走る」(日刊スポーツ)
いったい、どこの誰が優勝したんですか?
金メダリストにして、元世界記録保持者でさえも、調整ミスで失速してしまうほどのレースで、同じ条件で走り優勝した、日本人ランナーのことが . . . 本文を読む