いよいよ、MVP(大賞)を含めた主要な賞の発表だ。彼らが、今年の日本マラソン界の「顔」と言えるだろう。
敢闘賞
藤田敦史(富士通) 別大優勝、福岡8位
橋本康子(セガサミー) 名古屋優勝、世界選手権23位
今になって気づいたが、この2人は同じ高校(清陵情報高校」の出身だった。橋本が1学年先輩にあたるのだ。藤田というランナー、現役ランナーで最も「マラソンの勝ち方」を知っている男だと思う。それだけ . . . 本文を読む
各賞の発表を続けよう。
ブライテスト・ホープ賞
瀬戸智弘(カネボウ) ベルリン9位
高見澤 勝(日清食品) 北海道2位
新谷仁美(豊田自動織機) 東京優勝
大平美樹(三井住友海上) 名古屋4位
この賞は、マラソン経験3回以内の若手から飛躍が期待できるランナーに与える賞のつもりだったのだが、瀬戸以外は全て今年初マラソンを走ったランナーばかり。藤田敦史や油谷繁、諏訪利成に大崎悟史ら「'76年組」の . . . 本文を読む
OCN Cafe移転後にこのサイトの存在を知った方のために説明しよう!(富山敬さんの声でお読みください。)
2001年以降、毎年年末に1年間活躍した日本のマラソン・ランナーたちに対して、僕が独自の基準(「独断と偏見」とも言う)で賞を授けているものである。当然ながら各賞に選ばれた方には、何も差し上げられないことをお許しください。
まあ、言わばマラソンおたくの「お遊び」というか「笑って許して」企画 . . . 本文を読む
世界選手権に5大会連続して入賞を果たし、その間にメダルを2個獲得していながら、「低迷」というイメージがなかなか抜けないのが現在の日本の男子マラソンである。そもそも、現在のトップクラスのランナー、高岡寿成や藤田敦史、佐藤敦之に油谷繁らの名前が、マラソン・ファン以外にどのくらい浸透しているのだろうか?
その4人が一同に会した今回の福岡国際マラソン。「強豪外国人対日本人」以上に、「日本人対決」に注目が . . . 本文を読む
今回も、テレビ朝日の森下桂吉アナは
「4年に1度の大勝負」
と言うに違いない、北京五輪マラソン代表選考レースが明日に迫った。福岡国際マラソンの前日は、まるで自分が走るマラソンの前日のように、胸が高鳴る。
「4年に1度のフクオカ」がいかなるものかは「アーカイブス」をお読み頂けば、ご理解いただけると思う。
最高のメンバーが揃った。アテネ五輪5位の油谷繁(中国電力)、コース記録保持者の藤田敦史(富士 . . . 本文を読む