最近読んだ本で面白かったのは、「ウェブはバカと暇人のもの」という新書である。今年になって、このサイトの更新が滞りがちで、月に1度だけということもあったが、僕は(バカかもしれないけど)暇人ではないのだからこれでいいのだ、と更新できないことをストレスに感じる事はないのだと思って気が楽になった。更新を心待ちにしている方には申し訳ないことだが。
しかし、毎年恒例の「日本マラソン大賞」、これだけはやらない . . . 本文を読む
今年の福岡国際マラソン、優勝したジャウアド・ガリブよりも、日本人トップとして3位でゴールした松宮隆行よりも、前半、積極的なレースを見せた“元祖・山の神”今井正人よりも、見る者に大きなインパクトを残したのは、ペースメイカーとして出場しながら、15km過ぎていきなりペースを5kmラップで14分10秒台まで上げて独走し、30kmで立ち止まった、“ペース・クラッシャー”エリウド・キプタヌイだった。
僕が . . . 本文を読む
アジア大会のマラソンの総括記事を書くつもりが、例によってずるずると先延ばしになってしまい、12月の第一日曜が来てしまった。
12月の第一日曜は、マラソンを愛する者にとっては、特別な日である。福岡国際マラソンの開催日である。
アジア大会について、手短に言うならば、5年前のヘルシンキでの世界選手権以来、国際大会で男子のトップの成績が女子を上回った。男子がメダルを獲得し、女子は連続メダル獲得が途絶え . . . 本文を読む