ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

また、また、大失敗!

2018年10月19日 | 俳句

 カープ勝ちました!ヤッター正真正銘のリーグ優勝です。今日巨人に5-1で勝って、これで4勝0敗。2年ぶり8度目の日本シリーズ進出を決めました。もしこの日本シリーズに勝てば34年ぶりの日本一…イヤ、イヤ、あまり先走るとダメになりそうなのでやめます。とにかくオメデトウ!

 ところで、今日は午後から俳句教室、またまた大失敗をしてしまいました。13持30分、定刻に会場に着いてみると何か始まっています。一瞬間違ったのかしらと思うぐらいシーンとして…何だか講義のようなものが始まっている様子。見るとどうも会館の人が今度ある文化祭の説明などをしているところでした。

 待つこと30分、やっと終わって開始が遅くなったので、急いで始めたのはよかったのです。が、肝心のプリントがありません。エエッ、また忘れてきたんだわ…どうしよう、そうだ主人が昼に戻ってきて家にいるはず…と電話して持ってきて貰うことに。ところがナントしたこと、どこにもないという。ウソッ、そんなはずは…ナイ、ナイ、ナイ…確かに朝仕上げて印刷したはず…???

 とにかくこちらに添削の原稿は持ってきていましたので、それをやっているから、もう一度印刷してコピーし、それを持って来て貰うようにと頼みました。それでどうにか後半に間に合いましたが、本当にご迷惑かけてすみまっせ~ん!まるで狐につままれたよう。

 今日の兼題は〝秋晴〟。秋の空が青く澄み、高々と晴れわたっていることを言い、「秋日和」と同じです。しかし、語感からすると「秋晴」の方がいっそう湿度の低い爽やかな感触がしますし、「秋日和」の方は風のない穏やかな一日が思われます。

  秋晴や瞼をかるく合はせても     鷲谷七菜子

  順礼が馬にのりけり秋日和      小林一茶

 今回の高点句は〈秋晴や庭師の鋏弾む音〉と〈秋晴や太極拳の指の先〉でした。どちらもよく出来ている句で、初心者なら申し分はないのですが、やはりここからがスタートかも知れませんね。ちょっと難しいことでしょうが、もし本格的に俳句を勉強したいのならです。

 ある程度俳句をしている人なら分かるでしょうが、要するに季語が付きすぎと言うこと。もしくはよくある取り合せと言うことです。俳句はやればやるほど難しくなって、だんだん面白くなくなったという人がいますが、それは勘違いというもの。一体何を俳句に求めているかという問題でしょう。ただ句会で点が入ることを目的としているなら、人に迎合したような…人の心をくすぐるような、そんなうまい句を詠めばいいのです。ベテランになれば当然そのポイントが分かるようになりますから、そのような句を詠もうと思えば容易いことでしょう。が、それでは自分が満足できない。俳句というものは、自己表現の文芸の一つ。だとすればどこまで自己の内面を表現できるか、そして、それが一人よがりではなく、いかに多くの共感が得られるかということになるのではないでしょうか。さあ、皆さんは何が目的ですか。そう、〝たかが俳句〟〝されど俳句〟なんです。

 今日の写真は、「藤袴」で秋の季語。秋の七草の一つですが、最近は秋になると南西諸島や台湾まで南下するという渡りの蝶、〝アサギマダラ〟が来ることで有名。この日もアサギマダラが来ていましたが、写真を撮ろうと近づくと逃げてしまいました。ザンネン!

 

 

 

コメント
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