ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝葡萄〟の挨拶句

2018年10月24日 | 俳句

 今日は朝からいいお天気でした。昼からの健康体操では汗をかくほどではありませんが、運動しているとやはり暑くなってきて窓からの風が気持ちい~いという感じ。

 昨日は朝起きると外が濡れていましたので、夜に雨が降ったようでした。でももう止んでいましたから晴れるかなと思って午後の俳句教室へ。でも、時々パラパラと…。会場に着く頃はザアザアと…でした。

 兼題は「葡萄」で、秋の季語です。実はこの兼題は、先月葡萄を作っているという教室の仲間からみんな一房ずつ頂いて、そのお礼の句を詠もうということになって決まったんです。

 その時の葡萄の写真。粒が大きくて美味しそうでしょ…巨峰です。

  葡萄うるはしまだ一粒も損はず    高浜虚子

 虚子の句はまだ一粒も食べられていないので〝うるはし〟なんですが、写真の葡萄は私がつい抓んで味見を…その後気がついて撮ったから〝うるわし〟くないんです。ゴメンナサイ!

 ところで、俳句には挨拶句という領域がありますから、皆さんしっかり感謝の気持ちを詠み込みましょうということでしたが、…見るとやはり「丹精」という語を使った句が3句もありましたね。でも、褒め言葉をそのまま使ってしまうというのはどうでしょうか。

 例えば弔句や祝句なども挨拶句ですが、「悲しい」とか「おめでとう」とか、そのままズバリと言うのはやはり俳句としてはイマイチでしょうね。何気なく、それとなく…哀悼の意や祝賀の気持ちが込もった表現ができるととても上品だと思います。要するに「言わずに語る」ということかな。

 ひとしきり降っていた雨が、終わって帰る5時頃には明るくなって、青空が見えて雲にも日が差していました。ああ、明日は天気になるのかなと思いながら帰ると、傘を忘れてきたことに気がつきました。もちろん取りに帰りましたが…

 その通りお天気になりましたが、でも今夜から明日の朝にかけて冷え込むらしいと。

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