昨日の夜は一晩中テレビで台風15号の様子を観ていました。しきりに〝過去最強の台風15号〟とニュースで流すものですから…その名は「ファクサイ」(ラオスがつけた女性の名)なんですけど、そんなことより関東方面の知人や友人たちのことが心配で…
この台風15号は、9日午前5時前に千葉市付近に上陸し、首都圏では一部地域が冠水したほか、鉄道や空の便が運休と…。詳しい被害状況はまだよく分かりませんが、東海道新幹線の上下線約100本が運休、羽田空港や成田空港を発着する国内線・国際線約130便以上が欠航になったとか。中心付近の最大風速は約40メートル、最大瞬間風速は約60メートルで、関東に上陸した台風では本当に過去最強クラスだったと。JR東日本でも8日に、首都圏のすべての在来線で、9日始発から午前8時頃まで運転を見合わせると発表していましたが、倒木などの影響により、9日の運転再開は午前10時頃までずれ込んだということでしたね。
朝のニュースでは、あちらこちらの屋根が吹き飛んでいたり建築現場の足場が崩れていたりと、被害の様子も徐々に報道されていましたが、詳しく見る間もなく、私は家を出ました。
実は、今度10月から5回に分けて開かれる「女性活躍推進セミナー」の、第1回目「初心者俳句講座」を担当することになり、その打合せに朝から宇部市役所へ出掛けました。このセミナーは毎年開かれているものらしいのですが、私は今まで受けたことがありませんので知りませんでした。対象は市内在住・在勤の女性というだけで年齢制限もありませんし、託児も受講料も無料。第2回~第4回はパソコン講座でエクセルの基礎・応用・実践講座、第5回が健康講座になっています。エエッ、もっと早くに知っていたら退職した後すぐに受講したかも知れませんのに…、ああ、ザンネン!
その講座に今までは文化的なものがなく、また最近の俳句ブームを見て是非今回は俳句講座を取り入れたいという市の要望で頼まれたものでした。さてさて時間は正味一時間余りしかないのに、基本から添削指導までお願いしますと求められますと、さてどこまでやれるかしらとちょっとビビってしまいますが…
またその時の様子はブログに書きたいと思っていますので、お楽しみに…な~んて言っちゃっていいのかしら。オオ、コワッ!
午後からは土曜日から入院している義弟の手術があるので病院へ義母を連れて主人と…でも、幾つになっても母親というものは子の心配ばかりするものなんですよね。何だか98歳の母が70歳になろうという息子を心配する姿を見ていると…
ああ、私は到底無理…おばあちゃんのようには絶対長生きはできません。たとえ生きていたとしても体はボロボロだから自分の面倒さえも見られないと思うんですよね。だから、息子が帰ってきたら言いました。〝絶対面倒見れないから病気しないように今から鍛えておいて!〟と。すると〝うん、分かったよ〟という息子なんですが…。
親が子を思うほど子は親のことを心配はしてはくれないでしょうからね。ほら…山口県ではこれですよ。
〝親思ふ 心にまさる 親心 けふのおとづれ 何ときくらん〟と、辞世の歌を吉田松陰先生も言い残しているでしょう。
写真は、宇部市役所のごうやと朝顔の〝緑のカーテン〟です。老朽化した宇部市役所の新庁舎1期棟が2021年度完成に向けて7月に着工されました。まあ今までの庁舎が余りにも古くて、暗~い感じでしたから、新しくなるのはとても楽しみなんです。でも借金だらけの宇部市の財政を考えると…大丈夫なんでしょうか。それでなくても税金一杯取られているのに。