今日は晴天のまさに洗濯日和です。風もなく…いやちょっとはありましたが穏やかなこと…嬉しい。気分までよくなります。
でも昨日は朝から風が強くて…どうしたんでしょう。一昨日の風のことを思うと何とも悔しいんですが、主人に〝これも台風の風かしら?〟と聞くと、〝そうかもしれんの~〟ですって。だとすると14号の影響?
ところでこの台風14号の名前が〝カジキ〟ということ、ご存じでした?私は初めて。以前脅威的な被害の出た台風の名前とかは聞いたことがありますが、全ての台風一つ一つに名前があるなんて…ちっとも知りませんでした。ただ名だたる台風にだけ名前がついて、他は〇〇号とだけしか言わないのかと。でも、そういえば毎年同じ号の台風が来るんですもの…紛らわしいですよね。
ネットで調べても、〝14号〟だけでしたらいろいろ出ましたから。そういえば、東北旅行から帰る6日、羽田発の九州・中国・四国方面行きの飛行機に前回の台風13号のため欠航や遅延が出て、私たちも困りましたからよく覚えていますが、その8号は〝フランシスコ〟(米国のつけた名で男性の名前)という名前だったんですってよ。へエッ!ビックリ!
昔〝キティー〟とか〝キャサリン〟〝ジェーン〟など、女性のような名前や日本では〝伊勢湾〟とか〝室戸〟〝枕崎〟という地名での呼び名が記憶に残っています。そのころは何とも思わずに聞いていましたが、この宇部に被害が出た台風には、〝あの19号の時は…〟と言って号でしか話していませんでしたのでその記憶だけです。
でも調べてみると、前に書いた名前は殆ど昭和の台風で、伊勢湾台風が一番新しく昭和34年ですって。最近の記憶では〇〇号とかの記憶しかありませんが、どうしてなんでしょうか。昔のような被害の大きな台風が来なくなったということ?それならアリガタイコトですが…。
さてさて、疑問に思って調べてみましたら、へエッ!もうビックリです。以下、私のように何も知らない方のためにご参考までに載せておきますね。念のためこれは気象庁からの資料ですから間違いないですよ。
台風の番号の付け方と命名の方法
気象庁では毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号とし、以後台風の発生順に番号をつけています。なお、一度発生した台風が衰えて「熱帯低気圧」になった後で再び発達して台風になった場合は同じ番号を付けます。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。また、発達した熱帯低気圧が東経180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風になった場合には、各領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前を継続して使用します。このため、下の表に記されない名前が付けられた台風もあります。
ちなみに、日本の命名した台風の名前10個全ては、「星座の名前」から由来しています。それで今回の14号の「カジキ」は、日本が用意した名前で「かじき座」からつけられたもの。でも私はすぐ〝カジキマグロ〟を想像したんですけどね。ヘンなのって!
そうすると、今夜にも関東に上陸の恐れがある強い勢力の台風15号は、ラオスがつけた女性名の「ファクサイ」ということになるのですが…。まあ、意味が分らなければフウ~ンという感じですけどね。その被害が甚大だとこの名が刻み込まれるのでしょうが、できればそうならない方がいいのですから、大したことにならないように祈るしかありません。日本はもうどこもかしこも傷だらけですから…でもガンバルしかないっちゃ!
夕野分祈るかたちの木を残す 小池文子
写真は、〝千日草〟で、晩夏の季語。開花期が6月から10月と、〝百日草〟よりも長いことからの命名。百日草は7月から9月が開花期だからまあ妥当な名前ですが、千日草とはどう考えてもあり得ないこと。だって一年は365日ですもの。大袈裟に言ったものですね。でも、百の次の単位は千ですからね。例えば〝マリーゴールド〟の花、どこでも見かけますからみなさんもよくご存じでしょう。あの花の日本名は、〝千寿菊〟とか〝万寿菊〟というんですよ。4月から10月というキク科のなかでも開花期間が長いことから命名されたもの。また花の丈夫さからも黄色いマリーゴールドの花言葉は「健康」になっています。この花の例句は歳時記に一つしかありませんでした。みなさん、このブログ少しはタメになりました?だったらポチ下さいね。
紅に倦むことなき淡さ千日草 稲畑汀子
地下墓室(カタコンベ)出でマリーゴールド眩し 久根美和子
カタコンベは古代の地下墓所、特にローマの初期キリスト教のものが有名だそうですので、きっとイタリアでの海外詠でしょう。
写真は撮ったのがありませんでしたので、お借りしました。スミマセン!