ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日は〝防災の日〟

2019年09月01日 | 俳句

 あれだけ晴れていたのが、もう今日は朝から雨ですよ。それも結構な降りで…本当にあの2日間は、〝梅雨晴間〟のような感じ。昨日吟行会の下見に行っていたのは正解でした。

 今日はこの雨の中を、俳人協会山口県支部の役員会で防府へ。10時からでしたので、その5分ほど前にいつもの会場に到着しました。すると、入口に下関のKさんの携帯をかけている姿が目に入って、〝お早うございます。お久しぶり…〟と言う間もなく、〝ねえ~、会場が変更になったのかしら?誰もいないのよ〟と。エエッと私もビックリして、書類を確かめると…確かに会場が違う所でした。

 いつも通知が来たときには日時だけ確認してカレンダーに書き込み、会場についてはいつも通りと思い込んでいました。大失態です!でも連れがいてよかった!すぐに2人で移動して会場に着くと、また何となくいつもと様子が違っていました。どうしたのかしらと思って聞いてみると、さあ大変なことになっていました。

 今回の会議は、「第23回俳人協会山口県支部俳句大会」の入賞句の確認と賞の決定やその大会運営の役割分担など、他に来年度の吟行会や俳句大会の検討などが議題でした。ところが、事務局長のYさんが緊急入院されたとかで、一手に引受けられていた大会業務が滞ってしまい、開催が無理ということで中止が決定になっていたんです。それで今日の会議ではその善後策を協議するということなんです。

 私が役員になって10年以上になりますが、こういうことは初めて。もう準備が間に合わないというので仕方のないことですが、今回の講師・辻惠美子先生もとても残念がっておられたということでした。しかし、応募句の選はすべて出揃っていましたので、その結果や入賞作品への賞状などは後日応募された方に配布するということで終りました。でも、身につまされることです。みんな一年一年歳を取っているのですから、誰しもに起こり得ること。早め早めに対応していかないと、とつくづく思いました。無理は禁物ですね。自分だけならまだしも、周囲に却って迷惑をかけてしまうことになるかも知れませんから。

 それはそうと、今日はもう9月1日です。いわゆる「防災の日」で、秋の季語。大正12年のこの日、相模湾西部を震源とする〝関東大震災〟が起こり、死傷者20万人とも。その後も阪神・淡路や新潟、東北、熊本、北海道と日本各地での地震は後を絶ちません…。

  震災忌地下鉄出口闇に向き          山下知津子

 大正時代と今の交通網の発達は比べものになりませんよね。私なんか東京に行きますと、地下鉄に乗るのに何階まであるのだろうといつも思います。もし何かあったときはこの地下鉄が一番怖い!地震でも洪水でも閉じ込められたらと考えると…オオ、コワッ!

 写真は「秋海棠」で、初夏の季語。芭蕉の〈秋海棠西瓜の色に咲きにけり〉の句のような色に咲きました。

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