詐欺の話ではなく、お役所から申請通知が来た話。
医療費に自己負担限度があるのと同じで、介護費にも自己負担限度があり
それを超えた分は、保険者(市役所介護保険課)から給付金が支払われる。
期間は1か月単位、一度申請すれば、ずっと受け取ることが出来る。
これに加えて「医療保険と介護保険の自己負担合計額」にも限度額がある。
こちらは「世帯の人が払った自己負担額」。
基準を超えたら、ある計算式により、別の役所「広域連合」から支給される。
算定期間は、8月から翌年7月までの1年分。
該当者には通知が来る。支給金を受け取るにはその都度(年1回)書類を提出する必要がある。
一昨年、初めて申請したら、給付金が届いた。
夫は100円、私のは少し多くて105円だった。
当時のブログ
もう申請せん、と決めていたのに、「支払予定額」が多かったので、去年も申請した。
それで、届いた給付金は、2人とも3桁、しかも500円以下。
今年は絶対申請しないと決めていたが…。
支給予定額(あくまで、予定)が35,000円以上だった。
どうしたものか🤔
コールセンターで聞いた。
ワタシ
「高額介護サービス費の限度越え分は、毎月支給されているのに、
なぜさらに返還があるのですか?」
担当者の回答
「医療保険と介護保険の世帯での年間自己負担限度額は
所得区分が一般の場合、56万円なので、それを超えた金額は
それぞれの保険者から、按分されて支給されます。
その計算式は、こちらでは分かりませんが…」
--------------------------------------------
ウチの場合、夫の介護保険の自己負担は1か月44,400円なので、
×12の年間では 532,800円になる。
それに夫と私の医療保険自己負担を加えると56万円を超えるので
超過分の何%かが給付される、ということ。
(もちろん、予定額の35,000円のはずはない。
去年は500円以下、一昨年は100円だったのだ)
「申請はしない」と決めていたけど…。
係の人には「申請したら、戻ってきます」と言われた。
「1,000円以下なら辞退します」とは言えなかった。
結果が届くのは3か月後…。
--------------------------------------------
しかし…
「高額療養費制度」の引き上げが大問題になっている昨今
一番打撃を受けるのが40~50代の子育て世代の患者さんらしい。
こちら「介護保険の高齢者」の方は、大事にされていると感じる。
ただ、この支給制度の運営経費の膨大さは、見当もつかない。
(100円~500円を支給するための経費、如何ほどか?)
どう考えたらいいのだろう😧