kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

きれいな石で

2019年04月12日 | 身近な石と宝石

ブレスレットでもなく、ネックレスでもないけど、きれいでしょ♪と言えるものを作ってみました。
石は、中国・広州の「リーワン広場」という石専門の問屋さんで買ってきたものです。
背景がイマイチだったけど、プレゼントしちゃって、もう手もとにないので撮り直しが出来ません。
(このブログを開くとグロテスクな写真が出てくるので「かわいく上書き」しています)

こちら、昨日が小学校の入学式でした。
今日は、新一年生が初めて親の付き添いなしで登下校する日です。
「みまもり隊」の当番だったので、交差点に立ちました。
集団登校なので、1年生は上級生の間にはいって、仲良く歩いて行きました。

帰りは、給食がない1年生だけが、12時頃帰ってきます。
先生が集団の前と後に付き添っていました。
30人以上が、ひと山超えて帰ってくるので、時間がかかります。
先生はまた学校まで帰るの大変ね~と思っていたら、送ってきた先生を回収に来る先生がいるらしい。
(見届けではないけど)

天気がよければ、長い道のりの登下校も楽しいもので、元気な子になると思います。
「見守り隊」も楽しくやれます。
もう一枚、かわいい写真を。(中が空っぽのチョコレートでした)

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滑石・ろう石

2018年12月15日 | 身近な石と宝石

10年以上前のことですが、友人に「ろう石って何?」と聞いたら
「岡山に住んどって、ろう石も知らんとは…」とあきれられました。
後日、「これじゃがな。あげるわ」と言って届けてくれたのが、上。
ろうそくのような肌触りで、爪で削れて白い粉になります。

岡山県備前市三石はろう石の産地で有名でした。
三石耐火煉瓦KKは100年以上前から耐火れんがを製造し、製鉄業を始め日本の基幹産業の発展に貢献してたとか。
私がもらったのも「三石ろう石」です。

滑石(タルク)硬度1
滑石(かっせき)は、ろう石よりも柔らかい石。
日本でも出るが、中国の東北地方に巨大な鉱山があり、良質のタルクが採れるので、大量に輸入している。
表面がつるつるした紙にも使われた。
分かりやすい所では、ベビーパウダー(タルカムパウダーとも呼ばれる)の主成分。

蝋石(ろうせき)(硬度1.5?)
ろうのような触感を持つ石に対する呼び名。
葉ろう石(三石ろう石など)のほか、カオリナイト、絹雲母(セリサイト)、明ばん石などがある。
「微粉砕した葉蝋石は、口紅に輝きを与える」
参考にした『岩石と宝石の大図鑑』(誠文堂新光社)は翻訳本なので、こう書いてありました(^^♪

それから、ろう石が「ソープストーン」と呼ばれると、パワーストーンとしての意味合いを持ちます。

蝋石の繊細な彫刻は、中国の工芸品で有名です。
お手軽には、印鑑や篆刻の印材にもなり、ホームセンターや文具店で気軽に入手できるそうです。
ふだん意識はされてないけど、身近な石なんですね。

(持ち手に獅子の飾りが付いた印鑑)

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冬のバラと砂漠のバラ

2018年12月14日 | 身近な石と宝石

赤や白の花も、小さいのが健気に咲いています。
夏には葉に病気が付いたけど、秋の終わりから元気になって、しばらく楽しませてくれました(^^♪

砂漠のバラ



サハラ砂漠のお土産です。普通の石のように、そこらあたりに転がってたんですって。
水に溶けたミネラル(硫酸バリウム、BaSO4)が結晶になったものです。
砂を取り込んでいるので、茶色でザラザラしています。
もともと水があった地域(オアシスなど)の証明ですって。

サハラ砂漠の砂は茶色です(別の人からお土産でもらったよ♪)
タクラマカン砂漠やゴビ砂漠の砂は黄色です(黄砂で飛んでくるよ(~_~;)

閑話休題
12月10日の「水晶」のページ、写真が暗かったので、取り替えました。
文章も少し追加したので、ご覧下さいませ。

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メノウなどの玉髄:着色でき、彫刻も

2018年12月11日 | 身近な石と宝石

前回同様、『岩石と宝石の大図鑑』の解説に沿って、メモを残します。
(上のメノウはブラジルのお土産でした)

玉髄(ぎょくずい、chalcedony:カルセドニー)
玉髄は、石英の非常に細かい結晶が緻密に固まっているもの。
不純物を含まない時は乳白色だが、白色以外の玉髄は、不純物によっていろいろな色となり、
瑪瑙、紅玉髄、緑玉髄、碧玉など固有の変種名で呼ばれている。

石に浮彫をするカメオ(ストーンカメオ)に使われている。
玉髄は比較的多孔質であるため、染料をしみこませて売られていることが多い。

瑪瑙・メノウ(アゲート:agate)
顕著な縞模様を示す玉髄をメノウと呼ぶ。
メノウはありふれた鉱物で、世界各地で産する。
縞の色調は含有物によって異なる。
スライスして市場で販売されているメノウは、本来の縞模様を染色して鮮やかさを増したもの。
メノウは多孔質なので、染色は困難ではない。

緑玉髄・りょくぎょくずい(クリソプレーズ:chrysoprase)
青りんご色で半透明。ヒスイと間違われやすいこともあり、玉髄のなかでは最も高価。

紅玉髄・べにぎょくずい(カーネリアン:carnelian)
血赤色から橙赤色で半透明。
市場に出回っているカーネリアンの殆どは、ブラジル産かウルグァイ産のアゲートを硝酸第一鉄溶液で着色したもの。

オニックス(onyx)
白と黒の縞模様をもつ玉髄で、産出は比較的稀。
薄い縞状のメノウを着色して人工的に作られたものもある。
色彩コントラストが鮮やかな層が重なっているので、カメオの材料として理想的。

碧玉・へきぎょく(ジャスパー:jasper)


微粒で不透明な石英の一種で堆積岩に近い。
煉瓦赤色~赤褐色のジャスパーは赤鉄鉱を含む。
粘土鉱物を含むと黄白色~灰色に、針鉄鋼を含むと褐色~黄色になる。


「どう見ても染めた石」なのでびっくりしたのは、インク色のコースターを見た時でした。
石って染められるんですね、それが普通なんですね。
きれいと言えば、きれいなんでしょうけれど…。



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水晶、レインボー水晶

2018年12月10日 | 身近な石と宝石

11月にみとちゃんたちが住んでいる中国の広州へ行った時、「リーワン広場」という宝石(イミテーションも多々)問屋街に連れて行ってもらいました。

水晶もたくさんあって、「レインボー水晶」と呼ばれる虹色の光がみえるのを買いました。
久しぶりのデジカメ写真。
私にはきれいな虹色が見えたのですが、写真では分かりにくいですね。

宝石の知識はあまりなかったけど、興味がわきました。
『岩石と宝石の大図鑑』(誠文堂新光社)を図書館で借りて、眺めています。
手持ちの物に関係ありそうなことをメモしておきます。

水晶について 
英語ではロッククリスタル(rock crystal)
化学組成は二酸化ケイ素(SiO2)硬度7

二酸化ケイ素の結晶である石英(せきえい、英語は quartz:クオーツ)は、地球上に最も多量、普遍的に分布している鉱物。

その中で無色透明なものを水晶(英語は rock crystal)と呼ぶ。crystalは結晶のこと。
古語では、玻璃(はり)。

ロッククリスタルの言葉は、中世後期に無色透明なガラスを作る技術が生まれ、それをクリスタルガラスと言ったので、二つを区別する呼び名である。

色付きの水晶

紫色
紫水晶(むらさきずいしょう)アメシスト:amethyst

紫・スミレ色・赤紫と、幅広い色合い。
世界各地で産出するが、商業的規模でのアメシストの産地はブラジル。

ブラジルやウルグァイのアメシストの高品質でないものは、熱処理により黄水晶にするために用いられる。
アメシストは紫外線にさらされると色があせるので、装飾品は窓辺で保管しないよう注意が必要。

黄色
黄水晶(きずいしょう)シトリン:citrine
流通している黄水晶の殆どは、紫水晶の加熱によって作られたもの。

桃色
バラ石英(紅水晶、紅石英)ローズクォーツ:rose quarz

日本では、透明度の高い石を「水晶」、透明度が低く濁っているものを「石英」と分類しているので、厳密にいえばローズクォーツは紅石英である。
水晶の結晶のような形では出ない。塊状で産出するし、1㎝以上の長さになることもめったにない。
主な産地 マダガスカル・ブラジル

乳白色
ミルキークオーツ:milky quarz
白色~灰白色で、半透明~不透明の石英。ほとんどの石英がこのタイプに属する。
砕いて地面に敷き詰めたりするが、装飾用にもなり、オパールのようにカットされるものもある。
パワーストーンでも人気あり。
(パワーストーンには興味も関心もないので知りません)

丸いレインボー水晶


虹色が見えるのは、水晶の中の不純物が反射して見えるからです。
家にあった水晶のかけら、目を凝らしてみたら、虹色が見えました(*^-^*)。
子どもの夏休みに、石の標本売り場で買ったもので、不純物たっぷりですからね。
思いがけない発見でした(^-^)b

白い四角部分を拡大↓

見えなくもないでしょ!

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