kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

おそまつな歯

2024年05月20日 | 健康
子どもの頃から、歯が悪い。
中学生の時、行った歯医者は、畳の上に治療用の椅子が置いてあった。
乗る時、揺れた。
当時の治療は、今とは全く違っていた。
いちど虫歯治療をすると、その後、加速度的に悪化していったものだ。

最初の抜歯は、第一大臼歯(6歳臼歯)で、18歳の時。
あごの骨が化膿していたので、大学病院まで行って、頬から切開した。
でも、凹んだりはしなかったなぁ…。

いちばん大事な歯を失った後は、ドミノ的に悪くなっていった。
歯が痛いと、頭も痛かった。
抜いたらすっきりしたものだ。

30代後半になってからは、歯の治療にお金も時間もかけまくった。
「この治療の歯なら、一生もの!」の説明を真に受けて、せっせと通った。

20~30年経った頃、「一生もの」のはずの金歯も、セラミックブリッジも
合わなくなり、痛くで憂うつだった。
金歯やブリッジを外して捨てた時は、肩が軽くなった。

ある知人は、結婚前にかぶせた金歯が、50年経ってもビクともせん
と話していた。とても幸運な人だと思う。

歳を取れば身長が縮むように、歯ぐきも痩せて小さくなる。
そんな歯ぐきに、金歯や大きなブリッジは、苦しい。
孫悟空の頭の輪っかもこんなもんだろうと思うしかなかった。

自分の歯なら、おしくらまんじゅう風に仲良く並ぶよね。

もとから、永久歯が生えてこなかった、という人もいた。
歯医者には縁のない人らしく、周りから
「隙間を埋めておかないと、他の歯が動いて悪くなってしまう」と言われたそうだ。
それでも「放ったままで、何ともなかったよ」だって。
70歳もとっくに過ぎたオバサマで、白くてキレイな歯が並んでいた。
すごい人もいるなあ🤔

昨今は何本かの永久歯が生えてこない人が増えているらしい。
早めに治療するんだろうね…(しなくても大丈夫かも?)

TVに映る人は、みなさんキレイな歯をしている。
矯正の針金が見えることもある、大人でも。
ある年齢以上できれいな歯は、矯正した歯か、入れ歯だと思う。

歯が悪いとグチりあう友人とは、一致する結論がある。
「これなら一生もの」なんて治療法はない😠
そのうち合わなくなって、いつかは壊れるのよ。
(長生きしているからだろうけどね😥)

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骨密度検査

2023年08月08日 | 健康
5年ほど前に骨密度測定をしたら、「骨粗しょう症」と言われた。
「若い人の平均と比較して70%以下だと、骨粗しょう症」なので
69%の私は、該当する。
ビタミンDの薬(エディロール)を飲むことになった。

その後も背は縮んだし、背中も曲がったので
先日、整形外科を受診した折に「骨密度測定」をやってもらった。
結果は、異状なし。
何でかなあ?
身長・体重は自己申告だったので、一方は長めに、もう一方は軽めに伝えた😅
「関係してますか」なんて聞けない😣

周りでは「骨粗しょう症なので、気をつけないと」という話をよく聞く。
70も過ぎれば、みんな骨粗しょう症だと思っていた。

でも、あっちもこっちも悪いという人に、骨密度を聞いてみたら
「それは異状なしよ😃」ですって。

別の人に聞いても
「若い人と比べたら少ないけど、同年代では平均以上」とのこと。

思うに「同年代では平均以上」の人は、半分以上いるはず。
その人たちは、そんなこと話題にしない。
他にしゃべりたいこと、いっぱいあるんだもの。
だから、「骨粗しょう症で大変なの…」の声が耳に残るのなかあ🤔

私の骨密度検査の結果は
5年前は「骨粗しょう症」、今年は「異常なし」だった。
飲み薬のビタミンDが効いたのか
生活態度がよかったのか(そんなわけはない)分からないけれど
「生活の質」は、かな~りダウンしていることは確かです😔

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整形外科

2023年07月09日 | 健康
ずいぶん前から「何とかしなければ…」と思っていた背や腰の痛み
医院に行ってみようと思っている。
通えるところで適当な医院を知らないので(誰に聞いても同じ)
延び延びになっていた。

整形外科へは、幼少の頃も行ったことがある。
膝に水が溜まって曲げられなくなったため。
その夏は、海へも山へも行けなかった。
おかげで、泳ぎは下手になってしまったし
見える所にある石鎚山も、登ったことがないままなんだ…😞

自転車で通えた整形外科は、有名なお医者さんで、
石膏で固めた重いギブスをはめた患者さんが、遠方からも来ていた。
その三木仁院長の努力で『愛媛整肢療護園』が出来たと聞いている。
入院治療と学校教育を合わせた施設は、西日本で初めてとか。
その後、全国でも作られていったそうだ。

当時、世間では「三木さん」と表現する馴染みやすい医院だった。
小学校高学年の時、クラスの男子が階段を2段飛ばし・3段飛ばしで駆け上っていて
転んで大けがをした。
「担任の先生が、リヤカーで三木さんに連れて行ってくれた」と話していたし…。

私の膝は、治ったのかどうか分からない。
自転車はぐるっと漕げなかったので、蹴っ飛ばしながら高校へ通った。
トイレではしゃがむことが出来ず伸ばしていた。
座り机は使えないので、ミカン箱の上に乗せて使った。
平気でやり過ごしていた元気な子だったのね😄

話を現在に戻して、岡山には病院がたくさんあるのに
通えるところに適当な整形外科は見つからない。
一応ネットで「駅前診療所」を探し当てた。
当座しのぎでいいから、気楽に通える整形外科でありますように…😑

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寒冷じんましん

2023年02月04日 | 健康
夜、私が寝る前に夫をトイレに誘うのだが、その際
臀部や大腿部に大きな水膨れが出来ているのに気づいた😲
凸レンズを変形させて大きくしたような形のが
隣り合って大小数個。

朝になったら普通の肌になっているし
毎日のことではないので様子を見ていた。
でもそれが何度目かになると、見逃すのも心配になり
iPadで写真を撮って、かかりつけ医に相談した。

「寒冷じんましんですね、心配いりません」

へ~え⁉ そうなんだ。

蕁麻疹というのは、イラクサかイラガの幼虫に触れたとき
赤いボツボツがでて、周りも赤くなるようなものだと思っていた。
(痛かったり痒かったり、治るまで時間がかかったりする)

対して、姿かたちが全く違う寒冷じんましんの方は
ドキッとする割には、何でもない症状らしい。

同じように何でもない症状に
「白目が赤くなって、血が流れ出そうに見える目」がある。
ナントカ結膜炎というのかな?
しばらくすればキレイに治まるんだけど
何しろ相手から見えるので、心配される。
そんな目をした人から
「みっともなくてごめんね、何でもないんだって」と釈明された。
私は「知ってるよ。貴女は今までなったことなかったの?
(その御歳まで)」
と聞いてしまった。

寒冷じんましんで、写真を撮ってかかりつけ医に飛び込んだ私も
「今まで、なかったの?(シアワセね)」と思われたことだろう💦

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虫歯治療

2022年09月22日 | 健康
私は中学生の頃から虫歯があって、ずいぶん多くの歯医者さんにかかってきた。
ある歯医者さんは、畳の部屋に診察台を置いていたので、座るときにぐらついた。
治療は、痛んでいる部分を削り、穴に脱脂綿を詰めて、アマルガムで押さえておく、だった。

痛みは無くなるが、後では化膿する。
そしたら外し(臭いニオイがした)、神経をとって、かぶせる、だった。

そのかぶせた歯、中で化膿したら、骨が侵される。
ほっぺが腫れてただれる。
そのため、外から(顔の方から)切開して骨に溜まった膿を出し、抜歯した。18歳の時。

当時は、50歳過ぎたら総入れ歯が珍しくなかったので、「歯が悪いくらい…」は問題ではなかった。

それから60年余りたった今でも、私は総入れ歯ではない。
頑張ったと思う。お金も相当かけてきた。

でもいつからか、歯医者さんが私には「積極的な治療」をしなくなった。
(それを勧める歯医者さんには、行くのを止めたから?)
前の歯医者さんは、「治すのは大ごとだから」と、何年も当座凌ぎだったので、行くのを止めた。

今度の歯医者さんには「5年ほど使えたらいいです」と宣言した。
「いや、もっと長く使える歯にしよう!」と、頑張って治療し、部分入れ歯も作ってくれた。
しかし、他の歯が悪くなる。

かぶせた奥歯が痛くなったので診てもらった。隙間をつぶして、様子見だった。
(以前の歯医者さんなら、かぶせを外して、やり直したと思う)
痛いままだったので、また行った。
かぶせは外さず、金属の上から穴をあけて、中の掃除をすることになった、昨日。
(かぶせを外すと、部分入れ歯も作り直さんといけんから)

昨日は麻酔もあり、1時間近く治療台に座っていた。
支払いを気にしたが、1割負担なので700円だった。
あの医療費が7,000円なら、美容院より安い。
歯医者さん、よくやっていけると思う。

来月からは、患者負担が2割になる。
でも医療費は、美容にかけるお金とは比べ物にならない。
私はそちらにお金かけてないし、
歯も、けっこう見えるもんだしね (-""-)"

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定家も「病持ち」だった

2022年06月07日 | 健康
どこだったか分からないけど、
迷いながら歩き、疲れ果てた夢を見ました。

朝、気が付くと、腰から肩まで、ぺったり鉛みたい。
そんな時は「サロンシップ」を。

気分によっては、朝風呂で血行を良くすることもあるけど
今朝は、そんな気分じゃなかったので、サロンシップ。
腰と背中に1枚ずつ、半分に切って両肩に1枚分。
これで大丈夫o(^o^)o


すっかり忘れ去っていたこのブログ、
不要なのを消していたら、こんな記事がありました。
--------------------
2015年01月19日
「定家も芭蕉も病持ちだった」

「定家」の部分を、書き直して、こちらへ移します。
(「芭蕉」については、後日)
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藤原定家(1162~1241、80歳没)は、平安末期から鎌倉初期の公家。
『百人一首』や『新古今和歌集』の選者です。

『明月記』と呼ばれる詳細な日記が残っています。
19歳から74歳までの56年間の記録です。
私たちにも読みやすく編集された本があり、
それをながめて感じたこと…。

定家は、80歳まで生きたので、当時としては長命でしたが、
ずっと色々な病気に悩まされていたことが記されています。

体調不良・終夜辛苦・病気不快・脚気不快・風病・
膝股激痛・歩行不能・数日病悩・終夜病悩・咳病悪化・肩病悪化。
前後不覚となる、石淋病と判明(尿路結石らしい、性病ではなく)。
以後体調不良・病気により日記をつけることができず
雑熱・腹痛・念誦を始める
病がちであることを憂う…

年譜からの拾い書き。
面倒になって止めました、50代までで。

対症法は以下の如し。

蛭を飼う・護身を受ける・土光祭を修す・服薬・灸治・湯治。

特に「蛭を飼う」は多いです。
歯にも飼ったりしています。
これが当時の治療法だったんでしょうね。

同じ年譜ですが、60歳以降について、「和歌の仕事」の欄を追いました。

63歳 家中の少女たちに命じて『源氏物語』書写を開始し、校合する
   11月~翌年2月 54帖に外題(げだい)を書く
71歳 『新勅撰和歌集』を編集
73歳 『伊勢物語』書写
   『百人一首』を選んだ(多分)
74歳 『土佐日記』書写
(75歳以降は、記事が現存せず)


当時は印刷がないので、「書写」によって伝えられます。
筆による草書なので写し間違いがあったり、
欠損があったり、前後がごちゃまぜだったりします。

校合(きょうごう)は、2種以上の写本を比べ合わせて、
異同や誤りを正し、前後の順番を整える作業。
そうしてまとめた本の表紙に書くのが、外題(げだい)。

『源氏物語』を定家が校合したのは、
表紙が青かったことから『青表紙』と呼ばれ、
「紫式部の書いたもの」に最も近いとされています。

そんな気の遠くなるような作業を、
老いて故障多き身体で、よくぞやれたものですね。

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