漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

八味丸にまつわる庶民小話 薬学博士渡辺武著八味地黄丸トシ老化をとらない漢方薬より・女のほめる薬なり①

2013-04-20 12:59:29 | 日記

こんにちは昌栄薬品の宮原 規美雄です

パスワード変更手続きに手間取り遅くなりました。

八味丸にまつわる庶民小話 

薬学博士 渡辺 武著 『八味地黄丸 トシ{老化}をとらない漢方薬』より

●女のほめる薬なり1-2

 八味丸はその主効から腎気丸と呼ばれ、その主薬からは地黄丸とも呼ばれています。

八味丸から桂枝と附子を除いた六味丸は六味地黄丸とも呼ばれて、庶民にも馴染みの漢方薬で、どちらも補血・解熱の効果があり乾血(貧血して血液循環が悪い病症や血液が停滞した症状)に特殊な効果がある地黄(薬性甘寒)がベースとなっています。

 

 この本に書かれている八味丸の多角的な応用、即ち

泌尿器用薬として、腎炎、ネフローゼ、尿崩症、膀胱炎、前立腺肥大症、夜尿症、糖尿病や

循環器用薬として、脳出血、動脈硬化症、高血圧症、低血圧症、

神経用薬としての、坐骨神経痛、椎間軟骨ヘルニア、健忘症、ノイローゼ、

眼科疾患薬としての白内障、眼の混濁や眼底出血などの効果は、漢方薬のプロが証に随って応用して始めて的確な効果が期待できる一発必中の小銃弾のような使用法で、訓練を経た狙撃兵である漢方薬でなければ望めません。

 

明日は『漢方には二千年前から糖尿病に効く薬がある!』です

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五 第二節

2013-04-19 09:25:42 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五

第二節

(原文)

 帝曰。余念其痛、心爲之亂惑、反甚其病、不可更代。百姓聞之、以爲殘賊。爲之柰何。

岐伯曰。夫人生於地、懸命於天。天地合氣、命之曰人。人能應四時者、天地爲之父母。知萬物者、謂之天子。天有陰陽、人有十二節。天有寒暑、人有虚實。能經天地陰陽之化者、不失四時。知十二節之理者、聖智不能欺也。能存八動之變、五勝更立。能達虚實之數者、獨出獨入。呿吟至微、秋毫在目。

(訓読)

 帝曰く「余其の痛むを念じて、心之がために亂惑すれども、反って其の病を甚だしくし、更代すべからず。百姓之を聞きて以て殘賊と爲す。これを爲すことは柰何にするか」と。

岐伯曰く「夫れ人は地に生じ命を天に懸く。天地氣を合す、之を命じて人と曰う。人能く四時に應ずるは、天地之が父母と爲る。萬物を知る者は、之を天子と謂う。天に陰陽あり、人に十二節あり。天に寒暑あり、人に虚實あり。能く天地陰陽の化を經する者は、四時を失せず。十二節の理を知る者は、聖智にして欺くこと能わざるなり。能く八動の變を存する者は、五勝更々立つ。能く虚實の數に達する者は、獨り出で獨り入る。呿吟は至微、秋毫目に在り」と。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五 第一節 訳

2013-04-18 08:46:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五

第一節

 黄帝問曰。天覆地載、萬物悉備。莫貴於人。人以天地之氣生、四時之法成。君王衆庶、盡欲全形。形之疾病、莫知其情。留淫日深、著於骨髓、心私慮之。余欲鍼除其疾病。爲之柰何。

岐伯對曰。夫鹽之味鹹、其氣令器津泄。絃絶者、其音嘶敗。木敷者、其葉發。病深者、其聲噦。人有此三者、是謂壞府。毒藥無治、短鍼無取。此皆絶皮傷肉、血氣爭黒。

 

黄帝が問いて申されました。

 天、万物を支配するもの、が覆い、地はその上に載せ、万物が悉く備わるようである。人より貴いというものは無い。人は天地の気、天の陽気と地の陰気により万物は生きてゆく、春・夏・秋・冬の四季は夫々生長収蔵

陰陽應象大論篇 第五 第七節 訳

と規則正しく巡る。君主も万民もすべて、健康を願うものである。体に病があり、その状態を知ることなく、病邪は日に日に深く浸入するようになり、骨髄にまで及んでしまうことがある、これをひそかに心配するのである。私は針でその病を除く方法を知りたい、その為にはいか様にするのであろうか。

 岐伯が答えて申し上げました。

 塩の味はしょっぱいものでございます、器に塩が入っておりますと、塩の湿度が素焼きの器の外側に汗をかくようにでてまいります、このようなことも体内に起るのでありまして、未病という未だ病まざる病があることを示しているのでございます。

 また、弦楽器の弦がすり切れるような音をする状態になると、楽器は用をなさないようになります、同様に人間の体にもこのような発声が起ることがあり、病の前兆を示すことがあるのでございます。木が倒れないように根を張り、葉を茂らせるのですが、木の幹の中は腐り、葉は秋でもないのに落葉したり葉の数が異常に少なかったりするのは、病が深刻な状態になっておりまして、其の病人の言うコトバがとぎれとぎれで正常のコトバにならないのは、内部に重大な異常のあることを示唆するものであることを意味するのでございます。(下線部は鍼灸医学大系より引用)

 人に、この三症状が有る者は、これを壞府ともうして、蔵府が弱って手の付けられない状態をもうします。湯液で治療することが出来ず、短針では届かない深い病証でございます。皮膚筋肉は傷つき、体の気血水のうち血と気の調和は崩れ状態は悪くなっているのでございます。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五 第一節 語句の意味 2-2

2013-04-17 08:58:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五

第一節

 黄帝問曰。天覆地載、萬物悉備。莫貴於人。人以天地之氣生、四時之法成。君王衆庶、盡欲全形。形之疾病、莫知其情。留淫日深、著於骨髓、心私慮之。余欲鍼除其疾病。爲之柰何。

岐伯對曰。夫鹽之味鹹、其氣令器津泄。絃絶者、其音嘶敗。木敷者、其葉發。病深者、其聲噦。人有此三者、是謂壞府。毒藥無治、短鍼無取。此皆絶皮傷肉、血氣爭黒。

 

語句の意味 2-2

鹽=塩。鹽は正字。エン。シオ。食塩。しおづけにする。塩素。

 

鹹=かん。五行の五味の一つで腎に配当される。塩辛いこと。<霊枢五味篇>「鹹は血に走る。多食すれば人をして渇せしむ。」<素問五蔵生成篇>「之故多く鹹を食すれば、脈凝泣し変色する也。」「黒は腎鹹にあたる。」

鹹味の薬能 乾きを抑制し軟らげる薬能があり、濡を主り、主作用は腎・膀胱・耳・骨髓の機能を補い、その目標は黒色である。同時に肝・胆の機能を生む働きがあり、肺・大腸の機能を助け、脾・胃には有益に働くが、心・小腸だけには剋の働きがある。鹹味には心・小腸を護るため苦味を添え、肝・胆を補う酸味を配する。平成薬証論

 

津泄=しんせつ。水液が滲み出ること。<素問宝命全形論>「夫れ塩の味鹹き者は、其の気器の津をして泄さしむ」

 

絃=→弦。もと弦、これまでは別に使った。ゲン。イト→糸、楽器の糸。糸を張った楽器の総称。

 

絶=ゼツ。タえる。きれる。続かない。尽きる。息がとまる。タやす。なくす。ほろぼす。息をとめる。タつ。横に切る。やめる。こばむ。横ぎり渡る。ハナハだ。非常に。形容できない。→絶句。

絶脈=全く異常のない仮想的健康者の脉を平人の脉(平脈)といい、一方脉の絶えたものを絶脉と呼んでいる。長濱善夫著「東洋医学概説」

この節の絶は絶脈ではない。

 

嘶敗=せいはい。

嘶=いななく。

 

鍼灸医学大系 語句の解 嘶敗=せいはい。

そこで本文の大意を端的に申すならば、・・・

この節の王冰の注・解説をボロクソに言っています。・・・

寧ろ音の大小調子などを聞いて、絃に異常あることが察知できるものであるとの意を表わすもので、之を人体について申すならば、患者の出す「声が細く調子がこわれているのは内部に重大な異常のあることを示唆するものである」という意であろう。

 

敷=フ。シく。ひろげる。わける。しきものとする。まき散らす。下におさえつける。しきならべる。広く一般におし及ぼす。ちらばる。塗りつける。シキ。下にしくもの。敷地。タりる→足。広く。あまねく。

 

發=発。發は旧字。ハツ。ホツ。ハナつ→放。弓を射放つ。うつ。外へ出す。出る。あらわれる=現。おこる=起。おこす。盛んになる。ヒラく→開、外に現わす。アバく。はじめる。明らかにする。つかわす。すすめる=進。タつ。散らす。動く。←醱。カモす。醸造する。

 

噦=えつ①胃気の上逆により、発する呃声すなわちしゃっくりのこと。②啘(えつ・わ)に同じ。王履<医経溯集>「夫れ啘と噦は蓋し字異なりて、意義倶に同じ者也。」<金匱要略臓腑経絡先後病脈証>漢方用語大辞典

 

鍼灸医学大系 語句の解 噦

・・・。重病人の言うコトバがとぎれとぎれではっきりわからないことがある。あの時の声の状態がつまり噦というわけである。本文に言う「病深き者は其の声噦す」の噦の意味はそれをいうのである。

 従って之も亦、其の病人の言うコトバがとぎれとぎれで正常のコトバにならないのは、内部に重大な異常のあることを示唆するものであることを意味するものであろう。

 

三者=ここでも王冰の注をボロクソに言っています。

夫鹽之味鹹、其氣令器津泄。

絃絶者、其音嘶敗。

病深者、其聲噦。

鍼灸医学大系 語句の解 此の三者とは、

第一は別段特別な活動もしない安静な状態に於て、体の外表面がしっとりと湿潤している。

第二は其の声が細く調子がこわれている。

第三には、声がとぎれとぎれで正常のコトバにならない。という三つをさすものであろう。

 

壞府=①病が深く入り、臓腑ともに壊することをいう。②音声がかれる・大小便が泄れる・しゃっくりするの三者がともに備わるものをいう。<素問宝命全形論>「病の深き者其の声噦す、是を壞府と言う。毒薬も治すること無し、短鍼取ること無し。」

 

毒藥

黄帝内経素問 湯液醪醴論篇 第十四 第二節 語句の意味1-2

 

短鍼=短針。たんしん。短い針のこと。<素問宝命全形論>「毒薬治すること無し、短針取ることなし。」

 

黒=コク。クロ。色の名。クロい。黒色である。疑いが十分である。暗い。悪い。きたない。クロむ。黒くなる。黒ずむ。

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五 第一節 語句の意味 1-2

2013-04-16 09:19:01 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 寶命全形論篇 第二十五

第一節

 黄帝問曰。天覆地載、萬物悉備。莫貴於人。人以天地之氣生、四時之法成。君王衆庶、盡欲全形。形之疾病、莫知其情。留淫日深、著於骨髓、心私慮之。余欲鍼除其疾病。爲之柰何。

岐伯對曰。夫鹽之味鹹、其氣令器津泄。絃絶者、其音嘶敗。木敷者、其葉發。病深者、其聲噦。人有此三者、是謂壞府。毒藥無治、短鍼無取。此皆絶皮傷肉、血氣爭黒。

 

語句の意味 1-2

覆=フク。クツガエす。ひっくり返す。倒す。滅ぼす。クツガエる。大敗する。かえって。くり返す。たびたび。モウす。上の人に申し上げる。オオう。上からかぶせる。ふたをする。包みかくす。かばう。オオい。伏兵。

鍼灸医学大系語句の解 覆

「天は覆い」とは、天は万物を上からおおって保護することを意味するものである。

 

載=サイ。ノせる。車や舟の上に積み込む。台などの上におく。書きしるす。新聞や雑誌の記事に入れる。調子を合わせる。計略にかける。スナワち=則。ハジめて=初。トシ→年。コト。事業。オコナう→行。ナス→成。みちる=満。

鍼灸医学大系語句の解 載

「地は載せ」とは「地は万物をその上にのせて落ちないように十分保護する」意味を含むものである。

 

備=ビ。ソナう。前もって用意しておく。ととのえておく。あらかじめ防いでおく。もつ。ソナわる。準備ができている。十分にととのえてある。たりる。もともと身にもつ。加わる。ソナえ。準備。防備。ツブサに。ことごとく。

 

四時=春夏秋冬の四季のことで、そのうちの夏の3ヵ月目(旧暦6月)は長夏ともいわれる。

四気調神大論

春三月これを發陳(はっちん)という。天地倶(とも)に生じ、萬物以て榮(さか)ゆ。

四氣調神大論篇 第二 第一節 春

夏三月これを蕃秀という。天地の氣交わり、萬物華さき實のる。

四氣調神大論篇 第二 第二節 夏

秋三月これを容平という。天氣以て急にして地氣以て明なり。

四氣調神大論篇 第二 第三節 秋

冬三月これを閉藏(ヘイゾウ)と謂う。水冰(こお)り地坼(さ)く。陽に擾(わづ)らわされることなし。

四氣調神大論篇 第二 第四節 冬

 

衆庶=シュウショ。万民。多くの人民。

 

全=ゼン。セン。マッタく(なるべくかな書き)。ことごとく。ほんとうに。マッタくする。マッタい。完全。完全にする。きずがない。まじりけがない。安全。限定される下の語の全部をあらわす語。・・・じゅう。全部の。

 

莫=バク。マク。ナい→無。絶無。ナカれ。禁止の辞。=幕。定める。はかる=謨。大きい。つとめる。ボ・モ。クレ→暮。一種の野菜。

 

情=ジョウ。セイ。ナサけ。あわれみ。慈悲。恋愛。風流な心持。物事の味わいを解する心。感情。真心。事実。ほんとのわけ。願い。欲望。おもむき。ようす。味わい。

 

留=畱は正字。畄は略字。リュウ。ル。トまる。トドまる。とどこおる。停滞する。遅れる。宿る。あとに残る。遅れさせる。あとに残る。動かない。中止する。トめる。動かないようにする。あとに残す。よそへ行かないようにする。やめさせる。おさえる。注意を与える。ルーブル、ロシアの貨幣単位。

 

淫=イン。程度が過ぎる「-雨」。乱れる。みだらな。男女間の不純な関係。いかがわしい。

 

鍼灸医学大系語句の解 淫

<説文>に「浸淫(ふかくしみこむ)して理(われめ)に随うなり。・・・・。」と解説している。

 「留淫日に深く」とは、其の始めは体表についた邪も、そこに滞留することになると、日一日と日のたつに従い、ジワジワと奥へ奥へと深くしみこんでいってということ。

 

慮=リョ。オモンバカる。ハカる。思いをめぐらせる。いろいろ考える。心配する。恐れる。疑う。オモンバカり。考え、思慮。はかりごと。謀略。心配。疑い。まどい。処置。スべて。おおよそ。

 

明解漢和辞典、漢方用語大辞典

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円