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ショーとガチの要素が、4:6くらいの微妙なさじ加減で成立しているという意味で、僕はプロレスを愛している。
後楽園ホールでジャイアント馬場が最後に闘ったのは、僕が転職した年、1998年12月である。子ども2人を連れて、馬場さんを見に行ったのは、その2年前。その時すでに馬場は、人の助けを借りないと、ロープをまたげなかった。
昨夜は、後楽園ホールにて、馬場の最後の対戦相手 渕 正信(還暦超えてます)の、勇姿を拝んだ。セミファイナルの10人タッグマッチにおいて、渕が見せ場を作れるよう、ほか4人が細々と動く、プロレス互助組合だ。
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帰宅後、購入したパンフレットで復習をし、きょうはスポーツ新聞で、余韻を楽しもうとしたのだが、昨夜の8試合は、わずかに上の写真のごとき扱いだった。