実際の数は書かないが、キャンパスに3千人の学生がいると、毎年一定数、精神を病んでしまう人がいる。
僕の仕事の一部は、学生相談室の事務担当なのだが、カウンセラー6人と精神科医が、学生の相談を受けている。
かつては、病名や症例さえなかっただろう心の状態を抱えた大学生が増えているのだと思う。
誇れることではないが、僕が鬱から生じる不眠に悩んでいた時、晴天の日には心が落ち込んだものだ。このパステルカラーの相談コーナー。人によっては、緊張度が増すかもしれない。種々考え出すと、際限がないが。
ただ、
何かの病気に当てはめて、決めつけることだけは良くないな、と思っている。