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(今年33作目の映画鑑賞)
是枝裕和監督、小津安二郎の域に入り込んだかと思わせる作品だった。
鎌倉の四季の中で、普通の人々の息吹きが、ゆっくりと描かれる。綾瀬はるか演じるしっかり者の四姉妹の長女でさえ、どこか肩の力が抜けているように思えた。
広瀬すずは、あくまで利発な末っ子を演じ、新しいスター誕生を感じさせた。何より秀逸だったのは、おやじキャラの次女を演じた長澤まさみかな。たが、もっとも力が抜けていたのは、例に違わずリリーフランキーでした。
舞台は極楽寺あたり。サヨナラcolor(竹中直人 2005年)も極楽寺あたりの設定だった。
鎌倉、海と山、古刹があり、そして切ないストーリーが似合う町。