お盆の時期、都内のミニシアターで上映していた作品が川越に来た。
売れない映画監督の弟(渋川清彦)と妻(渡辺真起子)、そして兄(光石研)を軸にしたストーリー。心が弱い=情けない中年の兄弟、それに反して、強く生きていくため、弟と別れることに必死な妻。
田中要次、岡田浩暉など、名脇役のパレードだ。
そして光石 研、Wikiで出演作をチェックしたら、スマホ画面を下にスクロールしても、しても終わらない。渡辺真起子も、同様になりつつある女優だ。
珍しくもモノクロ作品、淡々と始まり淡々と終わった。中盤の盛り上がりもなかったが、まんじりともできず観た。考えてみると、僕はこんな作品が好きだ。