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元旦から5日連続で、映画鑑賞の日々だった。
高円寺で息子の職場の社長と店長に、年始の挨拶をして、ポレポレ東中野で『ヤクザと憲法』を観る。
我々カタギ側からすれば、反社会勢力が社会から根絶することを願うわけだが、地域では組を頼って生活するカタギの商売人もいる。
また国の法律は、暴力団を社会から抹殺することだけを念頭に置いているから、集団にいる人間を更生させる仕組みになっていない。
そこの部分に、東海テレビのカメラがぐいぐい入り込んでいく。
大阪のある組の会長(61)の、辞めたくてもやめられない苦悩、最年少の組員(21)の「ヤクザはやめない」と喜々として聞こえる言葉に、組織が抱える矛盾が浮かび上がる。