定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

ベトナムの風に吹かれて(大森一樹監督 2015年)

2016年01月22日 22時35分01秒 | 日記

川越の街角には、いまだに映画の立て看がある。
子どもの頃は、法律や条令がユルかったから、成人映画の看板もあったなあ。

この作品は、ハノイで日本語教師として働くヒロインが、日本から呼び寄せた痴呆が始まった母親を軸として、ベトナム社会での日本人同士の交流、地域の人たちとのやり取りが描かれる。

大森監督といえば、医学部6年生の日常を描いた青春群像劇 ヒポクラテスたち(1980年)を思い出す。原田芳雄、鈴木清順、何と手塚治虫も出ていました。

今回の作品では、大学闘争世代の現在が、松坂慶子、奥田瑛二を通して語られている。そして、ヒポクラテス...がデビュー作の斉藤洋介、同じく医大生役だった柄本明も顔を出す。友情出演の吉川晃司は、余分だったけど。

短くて心苦しいが、1日だけ喪に服し、日記を再開しました。