定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

朝8時に映画館

2016年01月31日 12時37分03秒 | 日記
レンタル店に行き、深夜に復習をした。

の・ようなもの(1981年 森田芳光監督)。パソコンがボロなのか、DVDが悪いのか、なかなか読み込まない。前座、二つ目の落語家たちの群像劇。
僕が20代半ばの頃は、トラッドファッションが全盛で、尾藤イサオ、でんでんのスタイルも画像のとおり。主演の伊藤克信に至っては、尾錠付きのコットンパンツでした。

夜が明けて、新宿ピカデリー 朝8時20分スタートの、35年後の彼らを観てきました。早っ。
今はもう噺家ではない設定の伊藤克信の素人くささは、まるで抜けていない。それに比して、若干としを食った前座役の松山ケンイチの達者ぶり。
尾藤イサオは、歌・演技ともに秀逸でした。
人は、頼りなさげに夢のようなものを追いかけ、大多数はそれをあきらめるが、かなり時間をおいても、それを追うチャンスにめぐり逢うこともある。
中高年に少しの希望を与えるドラマでした。亡き森田監督、喜んでいるんじゃないかな。