
小学校はキリスト教主義だったが、生家はクリスチャンではなく、礼拝の話しはついぞ、ピンと来なかった。
しかし校長が話してくれた『鉢の木』の逸話は、心に刻まれた。鎌倉中期 下級武士の佐野源左衛門常世は、吹雪の夜に訪ねてきた旅の僧(実はお忍びの将軍 時頼)を、大事にしていた松・竹・梅の鉢の木を薪にしてもてなすのだ。
そして『いざ鎌倉』の源となったエピソードへと繋がるわけです。
今夜は、両親にオムライスを届けた孝行息子のあたしであるが、昼間孫息子が祖母の見舞いに来ていたようだ。昨夜、仕事のアメリカ西海岸から帰ったばかりだというのに。
手土産に、阿佐ヶ谷の和菓子の名店 釜人・鉢の木の菓子を持ち。
母 テンションマックス。毎日の息子・娘の働きより、一瞬の孫の訪問である。