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マクドナルドを世界展開させた男 レイ・クロックを描いた『ファウンダー』を観た。もともとは、マックとディックのマクド兄弟が、利便性と品質の高い地元に根づいた店を標榜していたのだが。
ミキサーのセールスマンのクロックが、小さい店ながら、その卓越したシステムに目をつけたわけだ。
クロック、ギンギラギンにギラついている。マクド拡大のために、休まず前進している、糟糠の妻も捨て、有力取引先の妻を奪うような男だ。
あらゆることに不寛容な正義漢には、耐え難い人種であろう。
演じるのはマイケル・キートン。2014年の『バードマン』で、かなりイッテしまっている落ち目の俳優を、また現在公開中の『スパイダーマン ホームカミング』では、スパイダーマンが思いをよせる女子の父親(大悪人)を演じている。
癖のある男が似合う俳優、僕よりチョイ上の同世代、目が離せない。