この3月、母校の昼食(女子部)のレシピ本が出版された(新潮社刊)。
僕の家族は、息子19年、娘16年、妹14年、僕は12年この学校で過ごした。
中学からは同じ校地内で、男女別学になり、女子生徒は学年ごとに、当番で全校
生の食事を毎日作り、一同に会して昼食を
とる。
表紙はキボウマンジュウ、中身はさつまいもの餡です。僕も娘が中学に進んだ日、一度だけ食べた。
一方で、
男子のランチはどうしていたのか。母親たちが当番で、作ってくれたのだ。別れた妻は15年、母は12年間を食事作りに通ってくれた。
母は服飾の専門教育を受け、洋裁の道を究めた。しかし遺品には、たくさんの料理本がある。写真の本も母の持ち物でした。
今週末は早くも四十九日、感謝の念でむかえたい。