テレビ版は知らなかったので、いきなり劇場版を鑑賞。企業をお得意さんに民事専門の看板を掲げているが、半ば趣味的に刑事事件に深く関わる弁護士事務所。
かなりのパートにコメディ要素が覗かれるが、主役・松潤がチャラケながら理詰めで犯人を究明していく。
杉咲花(この作品ではコメディエンヌ)を始め、有名俳優総出のキャスティング。特に怪しさ満点の役どころで、東京乾電池出身の老練役者も顔出ししている。
テレビの2時間サスペンスにおいても、放映時点で無名役者が真犯人であることはない。
その伝でストーリーに入り込むと、
途中から犯人像が見えて来るものだが...。
途中から犯人像が見えて来るものだが...。
コメディ仕立てに気を取られているうちに、真相が曖昧になってくる部分もあるが、この作品のラストの意外性にはやられてしまった。
好きな女優・岸井ゆきのも出ているが、見終わってからあの役がそうでした、と気づいた次第。