インド料理を扱った作品ではない。
インド社会の中での女性の地位に焦点を当てている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2f/6e2c6e669b083a27566930fa0ced8bf7.jpg?1642771673)
見合い結婚をしたカップル。夫は高カーストの家に生まれ、社会科の教師をしている。妻はアッパーミドルクラスの家庭に生まれ、中東で教育を受けた高学歴者。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2f/6e2c6e669b083a27566930fa0ced8bf7.jpg?1642771673)
見合い結婚をしたカップル。夫は高カーストの家に生まれ、社会科の教師をしている。妻はアッパーミドルクラスの家庭に生まれ、中東で教育を受けた高学歴者。
嫁ぎ先が自身のカーストの伝統を重んじる家庭ゆえに、妻は一日中おさんどんに明け暮れ、また夫の気分次第の夜の交わりに耐えている。
夫は勤務校にて、社会の最小単位である家庭の大切さを説いているのだが。
カーストの違いによる超えられない壁は『あなたの名前を呼べたなら』(2019年)で描かれている。
また女性が生理中、家庭内で如何に扱われるかについては『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018年)で詳細に描写された。
本作では、インドの慣わしに敢然と立ち向かう若き妻が描かれた。
妻の友人の家では、料理全般を夫が作っている。フェミニスト退治と称して、複数人の男がその家に夜襲をかけるシーンが印象的だった。