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定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

ゴッツ・オウン・カントリー(2017年 英)

2019年02月15日 21時03分24秒 | 日記

もう35年も前、ロンドンから電車に乗り車窓から見たヨークシャーの景色と、この映画の風景は全く変わりがなかった。

神の所有地 ヨークシャーで、ひとり羊の世話をするがなげやりな日々を送る男と、日雇いで牧場にやってきたルーマニア人青年とのラブストーリー。

異性間・同性間にかかわらず、人を好きになる始まりということを、気づかせてくれる作品。ゲオルゲというルーマニア青年の動物への愛がハンパではない。雇い主はまずそこに魅かれていくのだ。

青年同士の生々しい愛の描写も、随所にあるのだが。広大な牧草地と、2人の役者が生まれたばかりで瀕死の子羊を蘇生させたり、子牛の出産シーンをナマで演じるのを見る価値あり。

地味な作品だが、客席は溢れていた。

ピンクの郵便ポスト

2019年02月14日 21時49分32秒 | 日記

♫ペンフレンドの二人の恋は つのるほどに〜
サンプラザ中野が歌うところの名曲の唄い出し。ペンフレンド・ペンパルも、文通という文言も死語と化した。
郵便ポストを利用するのも、仕事上の封書を投函する時ぐらいになったなあ。

就活学生が企業にエントリーする時、履歴書を送る封筒の住所・宛名書き、レイアウトから教えなくてならない、いまやそんな時代です。

東京都小平市は旧型郵便ポストの里として、つとに有名だが、埼玉県川越市にも旧型ポストが点在している。写真は昭和3年建造の川越商工会議所脇の赤ポスト。
急行電車で30分、池袋・東急ハンズ入口前にピンクのポストを発見。郵政民営化で、ポストの規格も緩くなったのかどうなのか。

ピンクのポストで手紙を出すと幸運を呼ぶ、との噂もあり。

僕の針仕事

2019年02月13日 21時30分13秒 | 日記

普段のズボンがだいぶヘコタレてきたので、正月に3本購入した。
2本はデニムショップで。股下74センチのオヤジでもシルエットは気になる。一番気に入りのチノパンツを何日か履いて、洗濯機に一度かけたら、前ボタンが取れた。
オジサンの針仕事、なかなか上手。何しろ祖母は和裁師、母と息子は洋裁師であるのだから。

3本目は、息子が勤める古着店で買ったピケ地のグレーのパンツ。失敗したのは、前ジッパー部がすべてボタンで、トイレで手間取るタイプ。冬場は危ないから、春になったらね。


僕の針仕事、裏はこんな感じになっています。

胃が驚く!

2019年02月12日 20時39分52秒 | 日記

本日は映画ネタではないです。
3月下旬、新宿タイガーのドキュメンタリーが公開されるテアトル新宿があるビルの8階・かに道楽にお招きにあずかり、蟹料理のフルコースをいただきました。

気が動転して、前菜から順を追って写真に撮ることができませんでしたが。
茹で、そして刺身。ここまではBC級食生活の僕にも想像に難くなかった。
しかし、

唐揚げには開いた口が塞がらず、そのまま無心に食らいつくわたくしです。
その後は蟹すき、押し寿司、食後のゆずシャーベットまで、自分の財布を開けないご馳走を堪能させていただきました。
出口にて、

元気に浮遊する蟹さまたちに、謝辞と詫びを入れました。お仲間を食してしまったことを。

日比谷・銀座界隈

2019年02月11日 22時15分58秒 | 日記

日比谷・銀座に足を運ぶ、といっても映画館2館と高級中古カメラ店を覗くだけだから、ごく限られたエリアしか知らない。
昼メシに都内の小諸そばで、イカ天そばを食べたのにもかかわらず、気がつけば晩飯、よもだそば銀座店に、足を踏み入れていた。
そばメニューはスルーして、この店自慢の

よもだカレーを食す。看板のインドカレーというより、独特の酸味をもつタイカレーに近い。
ごはんに染みるカレーの中には、月桂樹の葉が1枚。
店から徒歩1分のところにシネスイッチ銀座がある。

シャーロット・ランプリング主演の最新作。
予告編では『さざなみ』『ベロニカとの記憶』の延長線上のストーリーと思われたが、劇伴奏なし、全編ヒロインを映すだけで、ストーリー上の謎は何ひとつ明かされない。
これではネタバレサイトでも、バラすネタがないだろう。
作品上の必然性または蓋然性もなく、スクリーンで一糸まとわぬ姿になる横綱はシャーロット・ランプリング(70代)、大関はイザベル・ユペール(60代)、我が国の寺島しのぶの体当たりはあっぱれだが、まだ前頭筆頭というところか。

この作品については書くべきことはない。