梅雨の中休み、さわやかな天気のもと草刈りが行われ、むさ苦しかった庭(共有地)がすっきりした。前住者がベランダ前にちょっとした生け垣を作っている。その内側は刈ってくれそうにないので自分で刈り取る。
イヤガ谷の森上空には鳶が2,3羽高く低く舞っていてのどかな声が聞こえてくる。
老母の物忘れは日々強くなるようで、午前中にあったことも夕方には忘れる。今何月かもわからない。しかもそのことを気にしているようで長い間途絶えている日記を書くことを勧めるが、なかなか進んではしない。「あまり無理強いをしては悪いかな」と本人に聞くと「呆けてとんでもないことをしていないか、云ってくれ」とも云うのである。小学生に向かっていうように懇々と説得し、夜寝る前にその日記に付き合うことにした。
「何しろ90やからなぁ」と本人はとぼけるのだが、なんとか日課にしてほしいもの。
イヤガ谷の森上空には鳶が2,3羽高く低く舞っていてのどかな声が聞こえてくる。
老母の物忘れは日々強くなるようで、午前中にあったことも夕方には忘れる。今何月かもわからない。しかもそのことを気にしているようで長い間途絶えている日記を書くことを勧めるが、なかなか進んではしない。「あまり無理強いをしては悪いかな」と本人に聞くと「呆けてとんでもないことをしていないか、云ってくれ」とも云うのである。小学生に向かっていうように懇々と説得し、夜寝る前にその日記に付き合うことにした。
「何しろ90やからなぁ」と本人はとぼけるのだが、なんとか日課にしてほしいもの。