世界一正確なダイヤ、高度な車両技術と謳われるJR(旧国鉄)。
でもこういう事故のニュースを見ると、「一体なんでーなぜ」と思ってしまう。
客車であればまた惨事となったことだろう。
事故の直接原因は、レール幅の点検が甘かったとのことだが、まったく基本的な事項であった。
国鉄は厖大な累積赤字と余りの労働組合活動で民営化された。(Wikipedia)
諸外国でも民営か国営かで苦慮しているところが多い。
一連の記事を見ると、不可抗力ではなくまた労働環境に因する人災のような気がする。
国鉄マンの誇りは昔日のものになったかな。
自動車は1000人当たり590台の普及率との統計にあったが、事故による死亡者数はやはり鉄道のほうがはるかに少ない。遠距離はゆっくりと安心して鉄道の旅を楽しみたいと思うのだが。
参考
JR北海道列車脱線・炎上事故が意味するもの(安全問題研究会ホームページ)2011年
http://www.geocities.jp/aichi200410/superozora.html
でもこういう事故のニュースを見ると、「一体
客車であればまた惨事となったことだろう。
事故の直接原因は、レール幅の点検が甘かったとのことだが、まったく基本的な事項であった。
国鉄は厖大な累積赤字と余りの労働組合活動で民営化された。(Wikipedia)
諸外国でも民営か国営かで苦慮しているところが多い。
一連の記事を見ると、不可抗力ではなくまた労働環境に因する人災のような気がする。
国鉄マンの誇りは昔日のものになったかな。
自動車は1000人当たり590台の普及率との統計にあったが、事故による死亡者数はやはり鉄道のほうがはるかに少ない。遠距離はゆっくりと安心して鉄道の旅を楽しみたいと思うのだが。
JR北海道、貨物列車が脱線、一部で終日運休 2013年09月20日
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/09/20/13JRhokkaido/
北海道七飯町のJR函館線大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線でJR北海道は20日、大沼公園-七飯間の列車運行を終日、見合わせることを決めた。また、運輸安全委員会の鉄道事故調査官が現地入りし、調査する予定。JR北海道によると、札幌-函館間では特急の運行本数を減らして大沼公園-函館間をバス代行するほか、上野発札幌行きの寝台特急を運休とする。脱線は19日午後発生。大沼駅構内を走行していたJR貨物の帯広貨物(北海道帯広市)発熊谷貨物ターミナル(埼玉県熊谷市)行き貨物列車の貨車17両のうち、5~8両目が脱線した。 <貨物列車の脱線現場を調査する運輸安全委員会の鉄道事故調査官ら =20日午前、北海道七飯町>
レール幅広がったまま放置 北海道の脱線現場 ほかにも8カ所で 2013.9.21 19:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130921/dst13092117450005-n1.htm
北海道七飯町のJR函館線大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線で、線路を管理するJR北海道は21日、札幌市の本社で記者会見し、昨年10月の定期検査で現場のレール幅が、許容されている基準値より広がっていたのに補修せず、放置していたと明らかにした。
会見で笠島雅之工務部長は「直ちに脱線につながる数値ではない」としながらも、「(脱線の)原因となった可能性は否定できない」と話した。
また、JR北海道は今回の脱線後、管内の線路を緊急点検。レールの幅が基準値を超えて広がっていたのに補修されていなかった場所が、脱線現場以外に8カ所あったと明らかにした。
JR北海道によると、昨年10月の検査で脱線現場のレール幅が20ミリ広がっていた。ことし6月の検査で、広がりは25ミリまで拡大していた。社内規定では、レール幅の広がりは19ミリ未満なら許容されている。しかしこれを超えると、検査から15日以内に補修することになっている。
JR北海道の主なトラブル(産経新聞記事より)
運転士、ハンマーでATSたたき壊す ミス隠し、JR北海道 2013.9.16 20:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130916/crm13091620470003-n1.htm
JR北海道の30代の男性運転士が、自動列車停止装置(ATS)の操作ミスによる誤作動で、非常停止した列車のATSスイッチを、ハンマーでたたき壊していたことが16日、同社への取材で分かった。
同社の調べに対し運転士は、ATSの設定確認を怠り列車が非常停止したのを隠すため、「壊して車両故障のせいにしようと思った」と話しているという。ハンマーは車両に備え付けだった。
誤作動は7日、同社札幌運転所(札幌市手稲区)構内を移動中の寝台特急北斗星となる予定の車両(11両編成)で発生。非常停止後、運転士はATSのスイッチを蹴ったりハンマーでたたいたりして壊したという。
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/09/20/13JRhokkaido/
北海道七飯町のJR函館線大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線でJR北海道は20日、大沼公園-七飯間の列車運行を終日、見合わせることを決めた。また、運輸安全委員会の鉄道事故調査官が現地入りし、調査する予定。JR北海道によると、札幌-函館間では特急の運行本数を減らして大沼公園-函館間をバス代行するほか、上野発札幌行きの寝台特急を運休とする。脱線は19日午後発生。大沼駅構内を走行していたJR貨物の帯広貨物(北海道帯広市)発熊谷貨物ターミナル(埼玉県熊谷市)行き貨物列車の貨車17両のうち、5~8両目が脱線した。 <貨物列車の脱線現場を調査する運輸安全委員会の鉄道事故調査官ら =20日午前、北海道七飯町>
レール幅広がったまま放置 北海道の脱線現場 ほかにも8カ所で 2013.9.21 19:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130921/dst13092117450005-n1.htm
北海道七飯町のJR函館線大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線で、線路を管理するJR北海道は21日、札幌市の本社で記者会見し、昨年10月の定期検査で現場のレール幅が、許容されている基準値より広がっていたのに補修せず、放置していたと明らかにした。
会見で笠島雅之工務部長は「直ちに脱線につながる数値ではない」としながらも、「(脱線の)原因となった可能性は否定できない」と話した。
また、JR北海道は今回の脱線後、管内の線路を緊急点検。レールの幅が基準値を超えて広がっていたのに補修されていなかった場所が、脱線現場以外に8カ所あったと明らかにした。
JR北海道によると、昨年10月の検査で脱線現場のレール幅が20ミリ広がっていた。ことし6月の検査で、広がりは25ミリまで拡大していた。社内規定では、レール幅の広がりは19ミリ未満なら許容されている。しかしこれを超えると、検査から15日以内に補修することになっている。
JR北海道の主なトラブル(産経新聞記事より)
運転士、ハンマーでATSたたき壊す ミス隠し、JR北海道 2013.9.16 20:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130916/crm13091620470003-n1.htm
JR北海道の30代の男性運転士が、自動列車停止装置(ATS)の操作ミスによる誤作動で、非常停止した列車のATSスイッチを、ハンマーでたたき壊していたことが16日、同社への取材で分かった。
同社の調べに対し運転士は、ATSの設定確認を怠り列車が非常停止したのを隠すため、「壊して車両故障のせいにしようと思った」と話しているという。ハンマーは車両に備え付けだった。
誤作動は7日、同社札幌運転所(札幌市手稲区)構内を移動中の寝台特急北斗星となる予定の車両(11両編成)で発生。非常停止後、運転士はATSのスイッチを蹴ったりハンマーでたたいたりして壊したという。
参考
JR北海道列車脱線・炎上事故が意味するもの(安全問題研究会ホームページ)2011年
http://www.geocities.jp/aichi200410/superozora.html