落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

車・麻薬・ケータイ・酒

2014年08月10日 | 世相
自動車を運転していて、前をゆく車がフラフラとしているのに会う。
たいていは同乗者とぺちゃくちゃと話しながらか、携帯電話をやりながらの運転で、本人はうまく運転しているつもりなのだろう。
スピードが一定しないので、それに合わせてこちらの車間距離も保たなければならず、だんだんとイライラが嵩じてくる。追い越し禁止の道路ならば後続車は災難だ。
携帯電話やカーナビの操作をしながらの運転は道交法の罰則の対象になるが、お巡りさんが見ていたらの話で、特に携帯電話のながら運転をする人は実に多い。

ひところ飲酒運転の事故が多かったが、厳罰で処せられるため少なくなった。今では呼気検査拒否も処罰の対象になっている。
この頃恐ろしいものが又出てきた。「脱法ドラッグ」なるものをやりながらの運転。
外国ではリーガル・ハイとか、カタカナで云われると何だかしゃれているが麻薬、これをのみながらの運転は飲酒運転と同様、本人は酩酊して気持いいだろうが、はねられたり、衝突されたら被害者は浮かばれない。
これも酒と同様、迅速に厳罰で対応してもらいたい。
世の中面白いことがなくなって、大麻ぐらいはいいじゃないかという知識人文化人がいるらしいが、とんでもない話だ。「飲んだら乗るな」
脱法ドラッグ事故が急増 県内、前年比3倍 2014年7月17日(木)05:00
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2014071702000052.html

(中日新聞プラス)
 県内で今年に入り、「脱法ドラッグ」が原因だったり、その疑いが強い交通事故が多発している。十四日現在で二十七件に上り、前年同期(八件)に比べ三・四倍に急増。意識を失ったまま運転する人もいて、新たな交通の問題となっている。脱法ドラッグに関係する事件や事故を防ごうと、県警は脱法ドラッグ総合対策本部を発足させ、十六日、県警本部で第一回会議を開いた。
 会議では木岡保雅本部長が、各自治体と連携して販売先の把握や乱用者の取り締まり強化を指示。販売元を絶つため、県警は今後、現在は認められていない警察官による店舗の立ち入り検査ができるよう、県に条例改正を求めていく。
 県警によると、事故は単独が多いが、歩道に乗り上げながら数百メートル逆走したり、塀に衝突して止まった後もアクセルをふかし続けるなど、「普通では考えられない運転」(捜査関係者)が目立つ。
 多くのドライバーが「気付いたらぶつかっていた」「記憶がない」などと供述。事故後、泡を吹いて運転席で失神していたり、よだれをたらしてぐったりしたりしている人もいるという。
 事故後の車内から脱法ドラッグが見つかっても鑑定結果が出るまで摘発できず、県内の事故二十七件のうち、ドライバーを摘発したのは七件。残りは鑑定結果待ちの状態だ。結果が出るまで一~四カ月かかるとされ、その間に事故を繰り返すことも多く、県警は鑑定が出なくても現行犯逮捕できる方策を検討している。
 県警によると、県内で脱法ドラッグが原因で危険運転致傷や道交法違反などの疑いで摘発されたのは二〇一二年が六件、一三年が十二件といずれも全国最多。一二年十月には、春日井市の女子高校生=当時(16)=が、ドラッグを吸って運転した男の車にはねられ死亡している。
(蜘手美鶴)