落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

神戸市 諏訪山

2019年03月02日 | 散歩・山歩き
3月1日、新しい運転免許証を受取に、神戸市中央区下山手通の免許更新センターに出向きました。
暇つぶしに、北区から再度山ドライブウエーを南下し、諏訪山駐車場に車を駐め、其処から徒歩で県庁街を往復しました。
若いころ一時親父の商売の手伝いをしていて、S38年運転免許を取らせてくれました。
尼崎から神戸まで配達によく来ていました。
その頃は、この県庁前にも路面電車が走っていました。

市章をあしらった跨道橋




キリスト教栄光教会


兵庫県公館


ヴィーナスブリッジ
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金星台・勝海舟ゆかりの「海軍営の碑」


金星台について



S40年前後、配達に乗っていたダットサントラック



米朝会談・メディアの反応

2019年03月02日 | 政治・外交
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成31年(2019年)3月1日(金曜日) 通巻第6009号
http://melma.com/backnumber_45206/

米朝首脳会談は「合意に到らず」と日本のメディアは書いた
  米国メディアは「失敗」「崩壊」「失墜」「取引なし」と報じた


 日米のパセプション・ギャップ、今回も甚だしい差が浮き彫りになった。
 「米朝首脳、合意に到らず」(産経)
 「非核化、合意出来ず」(日本経済新聞)と結論が不鮮明な印象がある。

 米国メディアはどうか。
 「話し合いは崩壊」(ニューヨークタイムズ)
 「失敗」(ウォールストリートジャーナル)
 「取引なし、突然打ち切り」(ワシントンタイムズ)
 「崩壊後、双方が独自の見解」(ワシントンポスト)
 「失速、金はリアリスティック」(ロスアンジェルスタイムズ)

 論理的結論を一言で結びつけるのがアメリカの報道姿勢、やはり曖昧な表現で、結論を急がない日本人の特性との差違が鮮明にでた。それが日米のメディアの報道姿勢にもくっきりと表れたのである。

 もう一つ、日本のメディアは拉致問題を多方面の確度から分析し、報道している。
米国のメディアで日本人の拉致問題と米朝首脳会議を結びつけた報道は皆無である。むしろ米国人学生が北朝鮮で暴行を受け、その後死亡した事件の結末を「金は『悪かった。しかし、わたしは関与していない』と発言した」と、幾分の怒りを込めて書いているのがめだつくらいだ。

 ちなみに平和統一などと乙女の祈りに似た甘い幻想にふけってきた韓国メディアは反応はと言えば、「赤信号」「破局」の語彙が踊り、「実を結ばず」「荒波」などと、日本よりも夢想の度が深いことが分かった。

アングル:物別れの米朝首脳会談、安易な譲歩回避に安堵の声も 2019年3月1日 / 09:43 / 4時間前更新 Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/usa-northkorea-meeting-idJPKCN1QI36Z?rpc=135

[ワシントン 28日 ロイター] - 物別れに終わった2回目の米朝首脳会談について、一部の米当局者や議会関係者、北朝鮮の専門家などは、米側が北朝鮮から中身の薄い合意を取り付けるために安易に譲歩する状況とならなかったことにむしろ安心感を覚えているようだ。

トランプ大統領は28日、ベトナムで開かれた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談後の記者会見で、北朝鮮が制裁解除を要求したため、合意することができなかったと明らかにした。

一方、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は、北朝鮮は寧辺の核施設廃棄を提案し、その見返りとして制裁の一部解除を求めるという現実的な提案を行ったと説明した。

首脳会談前には、米側が北朝鮮による非核化の見返り措置として朝鮮戦争の終結宣言や一部制裁措置の緩和、連絡事務所の設置に前向きな姿勢を示しているとみられていた。

ただ、米国の安全保障当局者の多くは、トランプ大統領が北朝鮮からほんの少しの合意を引き出すために過度に譲歩する結果となることを恐れていたため、合意先送りに安心感を得ている。それでもなお、首脳会談の決裂が北朝鮮の核開発を巡る今後の政策にどのような影響を及ぼし得るのかについては懸念が残る。

アーミテージ元米国務副長官は、トランプ氏が外交政策上の成果を追い求めるあまり、米大陸を射程に収める弾道ミサイルの脅威は取り除いても日本を含むアジア地域の同盟諸国に対するミサイルの脅威には効力が及ばない合意を結ぶとの懸念があったが、今回の結果を受けて懸念が後退したと説明した。

米シンクタンク民主主義防衛財団のマーク・デュボビッツ氏はトランプ氏が成果を上げれなかったとの批判に反論。「事実、悪い合意案の拒否は辣腕交渉人が取るべき姿勢だ」とツイートした。

首脳会談の決裂によって金委員長は核・ミサイル能力を引き続き保有することになる。ただ、トランプ大統領は、金委員長は核・ミサイル実験は行わないと約束したと述べた。

米側はかねてより、北朝鮮が核能力を廃棄するまで朝鮮戦争の終結宣言を認めない立場を示してきた。米情報当局者らはこれまで、北朝鮮が核弾頭・ミサイルを全て廃棄する兆しはないとしてきた。

終結宣言に合意すれば、北朝鮮は韓国に駐留する2万8500人の米軍兵士の一部撤収を求める可能性があった。トランプ氏は駐留を続ける必要性に疑問を呈してきたが、首脳会談前に撤収は議題に上らないと明言していた。
 2月28日、物別れに終わった2回目の米朝首脳会談について、一部の米当局者や議会関係者、北朝鮮の専門家などは、米側が北朝鮮から中身の薄い合意を取り付けるために安易に譲歩する状況とならなかったことにむしろ安心感を覚えているようだ。米朝首脳会談後に会見するトランプ大統領(左)とポンペオ国務長官(右)。ハノイで撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

専門家らは、トランプ氏は交渉に失敗することでむしろ成功を収めたかもしれないと指摘する。
トランプ氏に批判的な民主党のアダム・シフ下院情報特別委員長でさえ、「合意を見送るトランプ大統領の決断は悪い合意を結ぶよりも望ましかった」と述べて一定の評価を示した。
*見出しを修正しました。

北朝鮮メディア、米朝会談「建設的」と報道 合意見送りは伝えず 2019/03/01 16:44ロイター
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20190301056.html

写真:3月1日、ベトナムの首都ハノイで開催された米朝首脳会談が物別れに終わったことについて、北朝鮮の国営メディアは、建設的な協議だったなどと大きく報道する一方、合意に至らなかったことには触れなかった。写真はハノイで28日撮影(2019年 ロイター/LEAH MILLIS)

(ロイター)
[ハノイ/ソウル 1日 ロイター] - ベトナムの首都ハノイで開催された米朝首脳会談が物別れに終わったことについて、北朝鮮の国営メディアは1日、建設的な協議だったなどと大きく報道する一方、合意に至らなかったことには触れなかった。北朝鮮が交渉から降りるつもりがないことを示唆するものとみられている。

北朝鮮メディアはこれまで、交渉が決裂すると激しい言葉を用いて報じるのが常だったが、今回の会談については淡々とした調子で報道。

労働党機関紙「労働新聞」は「実務的な問題を巡って、建設的かつ率直な意見交換を行った」としたが、合意見送りへの言及はなかった。

朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩委員長が「会談の成功に向けて前向きに努力したこと、長旅をしたことに対してトランプ米大統領に感謝し、再開を約束して別れた」と伝えた。