武漢ウイルスによる感染はとどまることなく累計感染者は100万人を突破した。
第5波ピークを迎え、毎日数千人の感染者が増えている。
お盆休みが始まったが、ここは外出を控え家庭内にウイルスを持ち込まないことだろう。
天気は19日まで幸い?雨模様、大人しく家で過ごすほうがいい。
第5波ピークを迎え、毎日数千人の感染者が増えている。
お盆休みが始まったが、ここは外出を控え家庭内にウイルスを持ち込まないことだろう。
天気は19日まで幸い?雨模様、大人しく家で過ごすほうがいい。
現場医師緊急リポート(上)木村百合香医師 五輪開催したのだからと帰省や旅行考える前に、家族を「家庭内感染」の犠牲にしない行動を 2021.8.12
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210812/dom2108120003-n1.html
新型コロナウイルス感染症の第5波が列島を襲う中、お盆休みの移動自粛の声がなかなか届かない。“医療崩壊”寸前といわれる現場から、公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院耳鼻咽喉科医長の木村百合香医師が緊急リポートを寄せた。 (取材・構成 長田昭二)
今年のお盆休みも「コロナ禍」で迎えることになりました。多くの方が、「今年こそ」と帰省や旅行を楽しみにしていたことでしょう。本当に残念です。
なかには「オリンピックを開催したんだから」「パラリンピックを開催するんだから」と、帰省や旅行を実行しようと考えている人もいると思います。そんな方々に、ぜひ聞いていただきたいことがあります。
私の勤務する東京都保健医療公社荏原病院は、「新型コロナウイルス感染症重点医療機関」として、早くから感染者を受け入れてきました。そして第5波を迎えたいま、いよいよコロナ病床のパンクが、現実のものになりつつあるのです。・・・
現場医師緊急リポート(下)木村百合香医師 外出の我慢は政府のためではなく家族のため 病床も呼吸器も使えなくなる事態に 2021.8.13
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210813/dom2108130002-n1.html
医療の最前線で懸命にコロナ治療にあたる医師は、いま何を感じ、警告するのか。昨日に続き、公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院耳鼻咽喉科医長、木村百合香医師による緊急リポートをぜひお読みいただきたい。 (取材・構成 長田昭二)
前回、家庭内感染で家族が亡くなったり、重症化したりした時に、ウイルスを家庭に持ち込んでしまった人が大変なショックを受ける-という話をしました。
誰にとっても、家族はかけがえのない存在です。その大切な家族が、自分の持ち込んだウイルスによって苦しみ、命を落としていくことに、平気でいられる人はいないと思います。当事者はその後の人生を、重い十字架を背負って生きていくことになるのでしょう。
「家庭内感染」と文字にするとそれほど深刻に感じられませんが、じつはとてつもなく悲惨な感染形態だということを知ってほしいのです。
こうした事例は、折に触れて報道されますが、多くの人はそれを「他人事」として見ています。しかし、他人事はある日突然「自分事」になるのです。そしてその確率は、他人事と思っていた人ほど高まります。自分とは関係ないと思うからこそ無防備に出かけて感染してしまうからです。
無防備な人がよく口にする言葉があります。
「コロナなんて風邪みたいなもの」
「大して重症化しないから…」
しかし、臨床に当たる者として申し上げますが、それは認識不足です。コロナで症状が出ると、風邪どころかインフルエンザより苦しみます。特に呼吸障害と全身倦怠感のつらさは、診ていて気の毒になるほどです。・・・
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210812/dom2108120003-n1.html
新型コロナウイルス感染症の第5波が列島を襲う中、お盆休みの移動自粛の声がなかなか届かない。“医療崩壊”寸前といわれる現場から、公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院耳鼻咽喉科医長の木村百合香医師が緊急リポートを寄せた。 (取材・構成 長田昭二)
今年のお盆休みも「コロナ禍」で迎えることになりました。多くの方が、「今年こそ」と帰省や旅行を楽しみにしていたことでしょう。本当に残念です。
なかには「オリンピックを開催したんだから」「パラリンピックを開催するんだから」と、帰省や旅行を実行しようと考えている人もいると思います。そんな方々に、ぜひ聞いていただきたいことがあります。
私の勤務する東京都保健医療公社荏原病院は、「新型コロナウイルス感染症重点医療機関」として、早くから感染者を受け入れてきました。そして第5波を迎えたいま、いよいよコロナ病床のパンクが、現実のものになりつつあるのです。・・・
現場医師緊急リポート(下)木村百合香医師 外出の我慢は政府のためではなく家族のため 病床も呼吸器も使えなくなる事態に 2021.8.13
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210813/dom2108130002-n1.html
医療の最前線で懸命にコロナ治療にあたる医師は、いま何を感じ、警告するのか。昨日に続き、公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院耳鼻咽喉科医長、木村百合香医師による緊急リポートをぜひお読みいただきたい。 (取材・構成 長田昭二)
前回、家庭内感染で家族が亡くなったり、重症化したりした時に、ウイルスを家庭に持ち込んでしまった人が大変なショックを受ける-という話をしました。
誰にとっても、家族はかけがえのない存在です。その大切な家族が、自分の持ち込んだウイルスによって苦しみ、命を落としていくことに、平気でいられる人はいないと思います。当事者はその後の人生を、重い十字架を背負って生きていくことになるのでしょう。
「家庭内感染」と文字にするとそれほど深刻に感じられませんが、じつはとてつもなく悲惨な感染形態だということを知ってほしいのです。
こうした事例は、折に触れて報道されますが、多くの人はそれを「他人事」として見ています。しかし、他人事はある日突然「自分事」になるのです。そしてその確率は、他人事と思っていた人ほど高まります。自分とは関係ないと思うからこそ無防備に出かけて感染してしまうからです。
無防備な人がよく口にする言葉があります。
「コロナなんて風邪みたいなもの」
「大して重症化しないから…」
しかし、臨床に当たる者として申し上げますが、それは認識不足です。コロナで症状が出ると、風邪どころかインフルエンザより苦しみます。特に呼吸障害と全身倦怠感のつらさは、診ていて気の毒になるほどです。・・・