落葉松亭日記

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小沢民主党首辞任表明

2007年11月04日 | 政治・外交
 テロ特措法延長を巡って自民民主党首会談が行われ、その流れで自民、民主どちらが持ちかけたかは不明らしいが連立政権の打診が行われた。連立構想が破談になったことを受け小沢氏が党首を辞任辞任表明した。ということは小沢氏が持ちかけ、党員をまとめられなかったということなのだろうか。

 参院選で民主党が優位に立ち、民主党は参院選で民意を得、一気呵成に政権執りに進んでいるように見えたが、どちらも自信のなさを露呈している。民主党は二言目には民意を得たと云っていたが小沢氏自身内心はそう思っていなかったことが証明されたのではないか。
 勝には勝ったが国民が自民党に対するお灸を据えた結果だと思っていたとすれば小沢氏はまともだったということかも。

 小沢氏は2日の党首会談で「自衛隊の海外派遣には恒久法が必要だ。連立協議で恒久法について協議するなら、給油再開のための新テロ特措法案にも、これまでの反対姿勢を改め、成立に協力する」との考えを述べた(毎日新聞)とのことで接点があったが民主党内の猛反対にあい辞任辞任表明に追い込まれた。

 行き着く先は憲法問題でこれも「戦後体制の脱却」に他ならないと思うが、国益の為の連立政権協議だったのか党利党略政治家の保身なのか相変わらずわかりにくいことだ。

(2007/11/05 まだ辞めたのではなく表明だけらしいので「辞任表明」と訂正します。民主党にしろ自民党にしろ一枚岩ではない。停滞してもこのさい政界再編成に行くのも平和ボケ解消にいいのではないか)

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2 コメント

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政界から目が離せない (しょうた)
2007-11-05 10:43:42
小沢氏の大誤算ですね。
自民党との大連立を民主党の面々から、多少の反対はあっても受け入れてもらえると思っていたのでしょう。しかし役員会で総スカンを食らって、腹立ち紛れに党首を辞任したのではないか?もともと壊し屋と言われた人が、その本領を発揮したのでしょう。
民主党の中には何とか元の座に連れ戻そうとしている者もいますが、そのいう事を聞いて元に戻るとしたら恥の上塗りになるので、それはないと思います。
結局小沢氏は大勢の民主党員の党首でありながら、実は孤独の存在にあったのではないでしょうか。だから今回も自分勝手に福田総理との会談で密約を交わし、何も知らない民主党の役員会に事後処理の要請をした。それがかなわぬために独断で党首辞任を申し出た。孤独な人間のやることですね。
これから民主党がどのように動くか。小沢氏が何人か引き連れて脱党し、新党でも作るのでしょうか。政界の動きに目が離せません。
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しょうた様 (落葉松亭)
2007-11-05 16:51:40
民主党、自由党、社会党の寄り合い所帯ですからまとまるわけないですね。
小沢氏の経歴をみると余りにも離合集散を繰り返し、氏に対する評価も両極端です。その主張も頷けることもあるのですがなにか信頼できません。
政界はガタガタしている印象です。支那に屈せず、米にも対等に日本の将来を見据えた真正保守の誕生を期待します。
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