次期総裁選は波乱もなく小泉路線を引く継ぐ安倍氏に決まりそうだ。
いい方向だがそれにしても、親中派の古賀氏(分祀論者)や二階氏(江沢民心酔者)が、小泉氏の靖国参拝を待たずに安倍氏支持表明をしている。いったんは主流に沿っておいてまたぞろ対中外交批判をするつもりなのか。武士道精神もヘッタクレもなくなっている。
いい方向だがそれにしても、親中派の古賀氏(分祀論者)や二階氏(江沢民心酔者)が、小泉氏の靖国参拝を待たずに安倍氏支持表明をしている。いったんは主流に沿っておいてまたぞろ対中外交批判をするつもりなのか。武士道精神もヘッタクレもなくなっている。
産経抄 平成18(2006)年8月12日[土]
「鳴り後かせぐは丹波太郎」という言葉がある。丹波太郎とは兵庫県や京都府の丹波地方に発生する入道雲の異名だ。雷が鳴った後に雨を降らせ大暴れする。その雲にたとえ「まだまだ稼ぐぞ」という、博打(ばくち)場で生まれたことわざだそうだ。
▼それだけではない。この季節に雷が鳴ると後が怖いぞ、という警鐘も含まれているのだろう。ところがこちら、自民党総裁選という入道雲を見ると、ほんの少しゴロゴロと鳴っただけで、雷雨など降りそうもない。文字通り「雲散霧消」してしまいそうな雲行きである。
▼8月15日に小泉首相が靖国神社を参拝すれば「非安倍」勢力が安倍晋三政権阻止で結束し大政争となる。ほんの1カ月前までそんな見通しだった。しかし参拝するかどうかもわからないうちから、実力者が相次いで安倍支持を表明したり、立候補を断念したりしているのだ。
▼このままでは、大した波乱も起きないまま初の戦後生まれの首相が誕生しそうである。この雪崩現象の理由は言うまでもない。「安倍政権」の中でしかるべき処遇を受けたい。発言権を保ちたいということにつきるだろう。「永田太郎」の正体見たりといったところだ。
▼解せないのは、親中派で小泉首相の対中政策に批判的だった古賀誠氏や二階俊博氏らまで安倍支持に回ったことだ。安倍氏はどうみても外交面では小泉路線の継承者だ。それなら首相に批判的な谷垣禎一氏を支持するか、自ら立候補すべきではなかったのか。
▼むろん、対中姿勢や靖国問題を政争の具にすることは中国を喜ばすだけで好ましくはない。しかしそれなら、普段から中国側の代弁者となることだけはやめるべきだろう。打算だけで乗り込まれたのでは、バスが迷走しかねないからだ。
まったく産経抄のとおりです。
いやらしいですね!バスに乗り遅れて、冷や飯を食いたくない・・・
だから、中国や韓国に馬鹿にされるんですね。
こんなことでは来年の参院選には民主党に過半数を奪われます。
すこし骨のある政治家は現れないものでしょうか。良いか悪いかは別として谷垣氏は一部分ではあるが堂々と小泉路線に反対している。