有馬街道・鈴蘭台東口~(鍋蓋北道)~再度公園~(南ドントリッジ)~分水嶺越~(北ドントリッジ)~
森林植物園・東門~(徳川道)~桜谷出会~(桜谷道)~摩耶山(696.7m)~摩耶山天上寺(717m)~
杣谷峠~穂高湖周回~杣谷峠~徳川道~桜谷出会~森林植物園・東門~(森林植物園通り抜け)~五辻
梅雨の晴れ間、外を見るとの日射しは強そう、だが涼しい森林浴の魅力の方が勝り出かける。
森林植物園や菊水山から摩耶山天上寺の緑青の本堂屋根が見えていたので、あそこから見た眺望はどんなものだろうと思っていた。
自宅からコース起点の鈴蘭台東口まで途中バスを利用できるが、いちいち待ったりするのも面倒で、町の中を歩く。鈴蘭台地区は盆地で、周辺の尾根筋にも町並みが広がり、3、40分坂を上り下りするので一汗かく。
鈴蘭台東口からはしばらく舗装道路が続くがやがて涼しい林道になった。再度公園の修法ケ原池でしばらく休憩、三々五々ウォーキングを楽しむ人が見られる。
六甲山は明治時代、山が白く見えるほどの禿げ山だったそうだが、その後植林が進み、治山治水対策が行われた。六甲は何処へ行っても緑が深く、よく整備されているように思う。再度公園もそうで、ドライブウェイがあっても傍らに少し離れてハイキングコースがあり深山の雰囲気が味わうことができ、有り難いことである。
再度公園から分水嶺越を経由し森林植物園東門までは、深い杉や桧の森が続く。東門に近づく頃、下の方から二十涉の沢音が聞こえてきた。少し森が開けたところで昼食。
植物園東門から徳川道に入る。桜谷出会から摩耶山に向けて、いよいよ登りになった。途中、横の谷から流れ落ちる冷たい水で顔を洗う。小一時間も登り続けようやく行く手に空が見え始めた。
山上のドライブウェイにでた。日射しは強いがさほどの暑さではない。眼下には大阪湾、阪神の町並みが広がっているが、夏のスモッグで見通しはよくない。上空は青空に白い雲が流れ夏山らしい。
摩耶山天上寺に参詣した。舞台からは西側に素晴らしい眺望がある。六甲山から菊水山、須磨、淡路島に至る山塊が地球のシワであることがわかるような気がする。
摩耶別山から急なアゴニー坂を下り杣谷峠を経て穂高湖に向かった。穂高堰堤によって出来た池だが、山岳愛好家によって名付けられたのだろうか。近くには新穂高(687.8m)という山もある。
穂高湖からは徳川道を辿り桜谷出会に戻った。徳川道は六甲山中に少し残っているが、途中、文化庁の説明板に築造当時の石組みだとする箇所があった。
帰りは森林植物園から北鈴蘭台行きのバスに乗るつもりだった。植物園東門から入ると以前は谷筋に野鳥の森といわれるゾーンがあった。池の畔に観察小屋があり、昔子供を連れてきたときには美しいおしどりを見たりした。いまは小屋はなく残骸の材木が道の傍らに積まれてあった。谷の湿気のため小屋の維持管理が難しいのかも知れない。池には錦鯉が放たれていた。
そこを過ぎると東門料金所がある。バスの最終便を確認すると「もう出ました」とのこと。毎時45分のはずと思っていたが最終のみ16時10分だった。そろそろ夏至に近くまだまだ日が高いのに思うが、致し方ない。園内はまだ散策を楽しむ人が見られた。紫陽花は時期が早いようだ。
正門でバスの時刻表を見ると確かに最終便は16時10分になっていた。
いつもは、森林植物園にはバイクで来ていた。そのためか、この時は「バイクで20分程度だから歩いても大したことはないだろう」という考えが支配し、延々1時間余り、惣山町、小部などの町を歩いて帰った。実際は植物園から神鉄北鈴蘭台まで2.8kmで歩いても3、40分で電車が利用できできたのだ。判断が甘くバカになっていた。さすがに家に着いたときは足が棒のようだった。
スライド写真
森林植物園・東門~(徳川道)~桜谷出会~(桜谷道)~摩耶山(696.7m)~摩耶山天上寺(717m)~
杣谷峠~穂高湖周回~杣谷峠~徳川道~桜谷出会~森林植物園・東門~(森林植物園通り抜け)~五辻
梅雨の晴れ間、外を見るとの日射しは強そう、だが涼しい森林浴の魅力の方が勝り出かける。
森林植物園や菊水山から摩耶山天上寺の緑青の本堂屋根が見えていたので、あそこから見た眺望はどんなものだろうと思っていた。
自宅からコース起点の鈴蘭台東口まで途中バスを利用できるが、いちいち待ったりするのも面倒で、町の中を歩く。鈴蘭台地区は盆地で、周辺の尾根筋にも町並みが広がり、3、40分坂を上り下りするので一汗かく。
鈴蘭台東口からはしばらく舗装道路が続くがやがて涼しい林道になった。再度公園の修法ケ原池でしばらく休憩、三々五々ウォーキングを楽しむ人が見られる。
六甲山は明治時代、山が白く見えるほどの禿げ山だったそうだが、その後植林が進み、治山治水対策が行われた。六甲は何処へ行っても緑が深く、よく整備されているように思う。再度公園もそうで、ドライブウェイがあっても傍らに少し離れてハイキングコースがあり深山の雰囲気が味わうことができ、有り難いことである。
再度公園から分水嶺越を経由し森林植物園東門までは、深い杉や桧の森が続く。東門に近づく頃、下の方から二十涉の沢音が聞こえてきた。少し森が開けたところで昼食。
植物園東門から徳川道に入る。桜谷出会から摩耶山に向けて、いよいよ登りになった。途中、横の谷から流れ落ちる冷たい水で顔を洗う。小一時間も登り続けようやく行く手に空が見え始めた。
山上のドライブウェイにでた。日射しは強いがさほどの暑さではない。眼下には大阪湾、阪神の町並みが広がっているが、夏のスモッグで見通しはよくない。上空は青空に白い雲が流れ夏山らしい。
摩耶山天上寺に参詣した。舞台からは西側に素晴らしい眺望がある。六甲山から菊水山、須磨、淡路島に至る山塊が地球のシワであることがわかるような気がする。
摩耶別山から急なアゴニー坂を下り杣谷峠を経て穂高湖に向かった。穂高堰堤によって出来た池だが、山岳愛好家によって名付けられたのだろうか。近くには新穂高(687.8m)という山もある。
穂高湖からは徳川道を辿り桜谷出会に戻った。徳川道は六甲山中に少し残っているが、途中、文化庁の説明板に築造当時の石組みだとする箇所があった。
帰りは森林植物園から北鈴蘭台行きのバスに乗るつもりだった。植物園東門から入ると以前は谷筋に野鳥の森といわれるゾーンがあった。池の畔に観察小屋があり、昔子供を連れてきたときには美しいおしどりを見たりした。いまは小屋はなく残骸の材木が道の傍らに積まれてあった。谷の湿気のため小屋の維持管理が難しいのかも知れない。池には錦鯉が放たれていた。
そこを過ぎると東門料金所がある。バスの最終便を確認すると「もう出ました」とのこと。毎時45分のはずと思っていたが最終のみ16時10分だった。そろそろ夏至に近くまだまだ日が高いのに思うが、致し方ない。園内はまだ散策を楽しむ人が見られた。紫陽花は時期が早いようだ。
正門でバスの時刻表を見ると確かに最終便は16時10分になっていた。
いつもは、森林植物園にはバイクで来ていた。そのためか、この時は「バイクで20分程度だから歩いても大したことはないだろう」という考えが支配し、延々1時間余り、惣山町、小部などの町を歩いて帰った。実際は植物園から神鉄北鈴蘭台まで2.8kmで歩いても3、40分で電車が利用できできたのだ。判断が甘くバカになっていた。さすがに家に着いたときは足が棒のようだった。
スライド写真
私の1ケ月分ぐらいを1日で歩かれるのですね。
アゴニー坂はよく登りました。懐かしいです!
麓に近ければ毎日でも徘徊するかも知れません。 あの「杖」のおかげで随分楽になりました。必携品です。
以前臍周りが92-87(息を吸ったとき-吐いたとき)あったのが88-83(同)になってきました。
19日は、なんだかnonaka様と同じコースを散策されたみたいですね。
私は六甲山は登ったことはありませんが眺望もいいし、歴史を感じるところもあるし、一度登ってみたい感じがします。
アゴニー坂と言う坂の名前の由来はどこから来たのでしょうか。
最後は判断が甘かったので、少々お疲れだったみたいですね。
19日はnonaka様とは同じコースではないのですが、時間を違えて同じ場所を通過したようです。
六甲は頂上へは車でも上がれますし三宮からバスもあります。よければご案内しますよ。
アゴニーは和製英語のようです。膝(ニー)がアゴにつくほどの急坂とのことです。
最後は、何を考えていたのですかね。しんどいことをしてしまいました。
面白い名前がついている坂ですね。ほんとうに面白い!
たびたびアゴニー坂を登られるのですか。
「石立山は国道195号線の四つ足トンネルの北約2キロの、高知県と徳島県の県境にあり、登山口の標高が560m、頂上の標高が1708mと標高差が約1150mある。きつい登りがほとんどで四国で最も「しんどい山」です」とのこと。
標高差だけでも六甲山よりも遙かに高いですね。