落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

モノクロ映画(4)

2020年07月15日 | 音楽、映画
アリダ・ヴァリの出演映画で「第3の男」も印象深かった。

ラストシーンがよかった。
荷馬車にもたれて、マーチン(ジョセフ・コットン)がアンナ(アリダ・ヴァリ)を待っているのだが、アンナは目もくれずに通り過ぎていく。


映画制作時にもう一つの脚本があったそうで、マーチン(ジョセフ・コットン)とアンナ(アリダ・ヴァリ)がハピー・エンドになるという。映画を見ている方も最初はそうなるかも知れないと思っていたのだが、そうはならなかった。もちろん本作のほうが余韻が深い。
アリダ・ヴァリのキャラクターが遺憾なく発揮されているように思った。

ラストシーンの並木道も、ウイーンの町並み、わけても下水道のシーンでは光と影のモノクロならではの美しい画面だった。(アカデミー撮影賞)


アントン・カラスのチターによるテーマ音楽もよかった。
ギターで演奏されたり、ジャズに編曲されたり名曲として知られている。

「第三の男」ハイライトシーン↓
https://www.youtube.com/watch?v=PfVtb76KclY

「第三の男」について↓
https://movie.walkerplus.com/mv14094/


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