落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

【山】神戸市北区道場 大岩岳

2012年04月09日 | 散歩・山歩き
4月8日(日) 快晴
神戸市北区道場・大岩岳(384m)
天気は周期的に変化し、今日は移動性高気圧におおわれ100%晴れ。

日曜日でもあり、県道が混みそうなのでバイクで行った。
やはり風はまだまだ冷たく震えた。

千刈水源地ダム下まで乗り入れる予定だったが、桜祭りで通行止め。
引き返しJR道場駅前の駐車場に駐めて登山口まで2km歩く。

残念なことに、桜は「つぼみ固し」の状態。村営テント売店が設営されていたが、お客さんの出足は少ない。


千刈水源地ダム下の登山口


大岩岳

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田久保氏『憲法と現実との「乖離」甚だしく』

2012年04月07日 | 政治・外交
保守派と呼ばれる評論家にも親米と反米があるらしい(世論が分散しもったいないと思うのだが)。
だが、この産経「正論」は、、「立場が右であるか左であるかなど問題ではない。」と書き出しにあるように憲法と現実の乖離、国民の立ち位置もよくわかる。
杏林大学名誉教授・田久保忠衛 憲法と現実との「乖離」甚だしく 2012.4.6 03:06 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120406/plc12040603060006-n1.htm

 立場が右であるか左であるかなど問題ではない。日本の政治、経済、教育、防衛、外交全般に言い知れぬ不安を感じない日本人はいるだろうか。胸騒ぎの原因を政治家やマスメディアのせいにして憂さ晴らしをする時期は、もう過ぎてしまったと思う。戦後日本が内外に問題を抱えて身動きできなくなっているとしか考えられない。60年余にわたり国家の心棒である日本国憲法の耐用年数期限が来ていると痛切に感じるのである。

 ≪誇れるアイデンティティーを≫

 ごく最近、米議会関係者多数と会ってきた友人が、「彼らが一様に最も強く失笑と侮蔑を露(あら)わにしたのは、北朝鮮の金正恩でもイランの神権政治家に対してでもなく、『ハトヤマ』という名を口にするときであった。無定見・無責任・軽薄を極めた『ハトヤマ』的政治から日本が決別できねば、遠からず日本人全体が侮蔑と失笑の対象になるだろう」(国家基本問題研究所「今週の直言」)と書いている。むべなるかなと思う。

 もちろん、鳩山由紀夫内閣から2代の内閣が続いているのだが、米側の嘲笑は政治家個人と同時に日本という国に向けられている。カタカナ4文字の受け取り方は人によってまちまちだろう。が、東日本大震災の際に日本人が発揮した個人的美徳に酔っていてはいけない。国際社会で日本人が胸を張れるアイデンティティーは何かを静かに考える時期が来ている。
 戦後の一時期に吉田茂が考えた点だけを取り上げ、軽武装・経済大国の道を「吉田ドクトリン」などともっともらしく形容し、国民の少なからぬ人々がその神輿(みこし)を担いできたはずだ。経済大国日本は今、どこに消えてしまったのか。経済の低迷は冷戦終焉(しゅうえん)の直後から延々と続いている。ソ連崩壊後の「脅威」は日本経済、とばかり狙いを定めていた米国のパンチは空振りに終わった。すぐ隣に、「軽武装・経済大国」のなれの果てをせせら笑うかのように、「富国強兵」に邁進(まいしん)している国がある。与野党に今なお存在する「吉田ドクトリン」派の政治家はこの現実に正直に答えなければいけない。

 ≪米中関係に左右される国運≫

 軍事大国と経済大国を兼ねるようになった中国に日本がどう対応するかは、今世紀の大きな課題だろう。経済的にはますます相互依存性が強まる世界で、軍事力を背景に外交を推し進める中国に、口先だけで毅然(きぜん)としても効き目のあるはずがない。日本が頼りにしてきた米国は対中政策の基本に関与政策を置いている。それがうまく機能しない事態には保険政策でいこうというのが米国の考え方だろう。保険政策の内容は軍事力と同盟、友好国関係の強化だ。残念ながら、自立の努力を怠った日本にとり米中関係の動向が国運を左右する結果を招いてしまった。

 2005年に米側が「ステークホルダー」(利害共有者)になるよう呼びかけ、中国側は「平和的台頭」と応じたが、今、両国の呼吸は合っていない。国連など国際社会で中国は北朝鮮やイランなどの肩を持つ動きを示してきた。シリアのアサド大統領の反体制派弾圧にも正面切って反対しない。中国が海外に進出して影響力を増大させる動機を、資源獲得とか輸出市場拡大のためと見るのは誤りで民主、法治、人権といった普遍的価値観を共有する国際秩序が、一党独裁体制と相反することに気づいたがゆえの行動だとの分析が生まれている。憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義」を信頼していたら、日本はどうなるか護憲派の人々は答えてほしい。

 ≪大震災の有事にも対応できず≫

 日本国民は東日本大震災と原発事故の凄(すさ)まじさを経験した。国家としてどう対応したか。先の大戦で敗北し、占領された状態の憲法が現在まで続いているのだから、国家の緊急事態に直面しても指導者が最重要決断を下し、それに従って組織が危機管理に一斉に動く体制はない。国家緊急事態宣言を発する条項が憲法になくても、指導者は気にならないのか。現行災害対策基本法の災害緊急事態布告も、今回の災害には適用されなかった。有事か平時かは、国際的常識に従えば、有事に決まっているにもかかわらず、一部私権の制限を政治家は本能的に恐れて、深刻な惨事を招来してしまった。
 日本の内外で、憲法と現実が乖離(かいり)しすぎて辻(つじ)と褄(つま)が合わなくなっている事実を、日本人はお互いに認め合おうではないか。憲法の欺瞞(ぎまん)は国家の溶融を招く。あくまで報道ベースの話だが、沖縄県の財界、官界の有力者の中に、「沖縄にとって中国は親戚で日本は友人。親戚関係をもっと深めたい」とか、「次のステージは一国二制度だ」との発言も出ている。事実とすれば、国家は、遠心力が働いてとどまるところを知らず溶融するのではないか、と疑懼(ぎく)する。

 独特の歴史、伝統、文化を続けてきた日本の戦後に幼児心理が作用していたのだ、と後世の人々が一笑に付せるように、憲法を反省するのは今を措(お)いてない。国家の正常化を「日本の軍事大国化だ」などと心配する国が出てくるとすれば、これほどの滑稽はない。(たくぼ ただえ)

>沖縄県の財界、官界の有力者の中に、「沖縄にとって中国は親戚で日本は友人。親戚関係をもっと深めたい」とか、「次のステージは一国二制度だ」との発言も出ている。

 民主党も「一国二制度」論を掲げていたが、シナの精神侵略が進んでいるのではないか。


二元外交

2012年04月07日 | 政治・外交
民主党外交顧問鳩山氏がイランを訪問する。
政府は渡航中止を要請したが果たして・・・
「L・鳩山」とあだ名されようと、元日本国首相だ。
瓢箪から駒、石油・ガソリンが値下がりするてなこと、あるかなぁ。
鳩山氏のイラン訪問中止要請へ 自民・山本氏「羽交い締めにしてでも…」 2012.4.5 11:33 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/plc12040511340010-n1.htm

 野田佳彦首相は5日午前の参院予算委員会で、鳩山由紀夫元首相が6日からイランを訪問し、アフマディネジャド大統領との会談を予定していることについて「国際協調の立場と整合的でなくてはいけない」と懸念を示した。首相は「訪問は政府、民主党の要請ではない」と述べ、鳩山氏個人の活動であると強調。その上で「本人から直接話を聞くなど、意思疎通をはかる」とも語り、5日にも鳩山氏と接触して訪問中止を求める可能性に言及した。

 玄葉光一郎外相は鳩山氏の訪問中止を求めた自民党の山本一太氏の質問に対し「そういう思いもなくもない。働き掛けを全くしていないわけではない」と述べた。さらに「あたかも政府の代表であるかのように行って政府の方針と違う立場で臨む二元外交にならないよう慎重な対応を促したい」と語り、政府に事前の説明や相談がなかった鳩山氏に不快感を示した。

 鳩山氏は9日まで訪問予定。米軍普天間飛行場の移設問題で迷走した鳩山氏が元首相として外交に携わることには党内外から批判が出ている。山本氏は「絶対ろくなことにならない。日本の国益のために羽交い締めにしてでもやめさせてほしい」と訴えた。

鳩山、菅氏の処遇に「何かの悪い冗談かと思った」 自民・山本氏 2012.3.12 20:46 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120312/plc12031220590008-n1.htm


手を変え品を変え「人権擁護法案」

2012年04月04日 | 政治・外交
人権擁護法案が名前を変えてまた上程されようとしている。
法務省はかつて「人権事案について現行の制度で99%は解決してきたとしており、あえてこのような法を作る必然性はない」と云っていたにもかかわらず、またしてもこんどは「人権救済機関」の設置を目指している。
記事にあるように、日本国籍については不問であるところが、外国人参政権と同様ひとたび法律が制定されると「日本弱体化」を促進する可能性がある。

この法案の何が危ないのか・・・↓
     人権救済法案にNO!を

以下記事の一部
人権救済機関設置法案、20日閣議決定で調整 民主保守系反発、阻止へ 2012.4.3 01:09 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120403/plc12040301100001-n1.htm

 差別や虐待による人権侵害の是正を図るための人権救済機関「人権委員会」を法務省の外局として設置するための「人権救済機関設置法案」について、法務省が今月20日の閣議決定を目指し関係機関と調整していることが2日、分かった。同省は今国会での成立を目指すが、民主党保守系議員らは「人権侵害」の定義が曖昧で拡大解釈により憲法が保障する「言論・出版の自由」が侵害される恐れがあるうえ、消費税増税法案をめぐる党内の混乱に紛れて提出しようとしていると反発、閣議決定阻止に向けた動きを始めようとしている。

 産経新聞が入手した法案原案全文によると、人権委は国家行政組織法3条に基づく独立性の高い「三条委員会」と位置づけた。人権救済にあたる人権委員は衆参両院の同意人事とし首相が任命する。・・・・・・

「定義」なき人権救済機関、新たな人権侵害の恐れも 2011.12.15 23:17  産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121523170026-n1.htm

定義なき人権侵害

不透明な権限

批判回避

・・・・・・

人権救済機関設置法案の骨子 2011.12.15 23:17 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111215/plc11121523170018-n1.htm

 一、不当な差別、虐待その他の人権侵害、差別助長行為をしてはならない旨を規定する
 一、法務省の外局として「人権委員会」を設置。政府から独立した権限を持つ「三条委員会」とする
 一、人権侵害の調査を任意で実施。対象者が拒否した場合の罰則は設けない
 一、人権侵害が認められた場合、告発、要請などの措置ができる。公務員の場合、勧告、公表が可能
 一、人権委員会が委嘱する人権擁護委員に現行では外国人は就けない
 一、メディア規制条項は設けない


春の嵐

2012年04月03日 | 日常・身辺
昨日の好天が一転して強風雨の一日。
「えらい今日は風がきついなぁ」TVがないと暢気なものだったが、気象庁サイトを見ると全国に強風注意報が出ていた。
窓にこびり付いていた黄砂が洗い流されたのはいいが、深刻な被害がなければいいのだが。
「爆弾」低気圧 日本海で発達 2012.4.3 21:30 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120403/dst12040321330036-n1.htm

JR各社の新幹線のダイヤが悪天候で乱れ、混雑するJR新大阪駅=3日午後5時18分  風速15メートル以上の範囲が直径約2千キロにまで及んだ「春の嵐」。日本海で急速に発達した低気圧が北日本に進んだことが原因となった。この時期の嵐は通常、太平洋の低気圧がもたらす場合が多いが、日本海で発達することは珍しいという。
 気象庁によると、日本付近では、寒気が大陸から入り込む一方、南から暖気が流入。寒気と暖気がぶつかり合って上昇気流が発生し、低気圧が発達した。
 ここ数日で、暖気の流入は強まっており、松江市上空(1500メートル)の気温は5・4度(2日夜)から10・8度(3日朝)に急上昇。低気圧はこれらの温度差をエネルギー源にして急速に発達した。
 さらに低気圧の西側には寒気を伴った上空の気圧の谷が接近、上昇気流を強める要因となった。今回、なぜ日本海で発達したかは「気象条件が重なったとしか言いようがない」(気象庁)。
 だが、日本海での低気圧発達は、昭和29年5月に漁船遭難などで北日本や近畿を中心に670人が死亡・行方不明となるなど大きな被害につながることもある。これが5月の嵐を意味する「メイストーム」の語源となったとされる。
 気象庁によると、4日の低気圧通過後には寒気が流入することで冬型の気圧配置となり、北日本を中心に寒さが戻るという。


気象庁HPより

神戸市北区 洞川梅林・森林植物園

2012年04月03日 | 散歩・山歩き
4月2日(月) 快晴
神戸市北区の洞川梅林、森林植物園を散策しました。

今年はやはり寒かったのでしょう、梅林はまだ7,8分咲きといったところです。

水温む洞川湖では太公望が竿を並べていました。

「今日はホントにいいお天気ね」
「オレはまだ眠いよ・・・」
甲羅干しの亀夫婦?


森林植物園の木々はまだまだ冬の状態です。
そんな中、カタクリとミズバショウが可憐な姿を見せていました。


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「日本は自衛戦争」マッカーサー証言

2012年04月02日 | 歴史
マッカーサーGHQ司令官は大東亜戦争は「日本の自衛戦争だった」という証言を昭和26年米議会で行っていた。 平成15年から産経「正論」誌にこの記事が連載されたとき、米はいろいろ問題はあるが、こういう良心もあるのだなぁと感心したものだった。
敗戦後60年余、GHQ政策で自虐史観が蔓延し教育界にも及び、日本の近現代史は自虐史観にとらわれ、「侵略」したと刷り込まれてきた。
いまだに、一部の先生方が国旗国歌反対、九条を護る運動などを行っている。

近隣国はことあるごとに「歴史を鑑として」を持ち出して謝罪を求めてきた。
江沢民の反日政策はその最たるもので、宮中晩餐会(1998年)で過去の歴史について遠慮のない批判を行って帰った。

このほど、東京都立高校の歴史教材にこの証言が掲載され、正しい歴史認識の一助にしたという。
本当のことを教えない近隣国が今どういうことをやっているかを見ると、この東京都(石原都知事)の歴史教育は画期的なことではないだろうか。
「日本は自衛戦争」マッカーサー証言 都立高教材に掲載 贖罪史観に一石 2012.3.30 08:11産経新聞[歴史問題・昭和史]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120330/edc12033008120003-n1.htm

マッカーサー証言

 日本が対米戦争に踏み切った理由について、連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官だったマッカーサーが1951(昭和26)年、「主に自衛(安全保障)のためだった」と述べた米議会での証言が、東京都立高校独自の地理歴史教材の平成24年度版に新たに掲載される。日本を侵略国家として裁いた東京裁判を、裁判の実質責任者だったマッカーサー自身が否定したものとして知られる同証言を、公教育の教材が取り上げるのは初めて。

 昭和の戦争での日本を「侵略国家だった」と断罪した東京裁判に沿う歴史観は、「日本国民は…政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」で始まる憲法前文にも反映され、「軍隊を持たず」という国際社会でも異質な国家体制の前提となってきた。歴史教育は「贖罪(しょくざい)史観」一辺倒となり、子供たちの愛国心を育んでこなかった。その歴史観が絶対ではないことを示すマッカーサー証言の公教育での教材化は、戦後日本の在り方に一石を投じそうだ。

 証言は、朝鮮戦争で国連軍やGHQの司令官職を解任されたマッカーサーが1951年5月3日、米上院軍事外交合同委員会の公聴会に出席し、朝鮮戦争に介入した中国への対処に関する質疑の中で言及。連合国側の経済封鎖で追い詰められた日本が、「主に自衛(安全保障)上の理由から、戦争に走った」と述べた。

 都の教材は、この部分の証言を英文のまま掲載し、《この戦争を日本が安全上の必要に迫られて起こしたととらえる意見もある》としている。
 教材は、江戸時代以降の日本の歴史を、東京の歩みとともに紹介する『江戸から東京へ』。都教委が都立高校の全生徒に平成23年度から配布している。都民の意見をもとに改訂した24年度版は、全新入生約4万3千人に配布する予定。

 『江戸から東京へ』に掲載されたマッカーサー証言については、月刊「正論」5月号(3月31日発売)が詳しく紹介している。

 渡部昇一・上智大学名誉教授の話「連合国から東京裁判の全権を委任されたマッカーサー自身が米議会で『日本の自衛戦だった』という趣旨の証言をしたことは、村山談話に象徴されるように東京裁判を背負ったままの日本にとって“超重大”であり、すべての日本人が知るべきことだ」

 ■村山談話 戦後50年の平成7年8月15日、当時の村山富市首相が発表。わが国が「遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与え」たとし、「痛切な反省の意」「心からのお詫(わ)びの気持ち」を表明。以後の内閣もこの見解を踏襲してきた。

村山談話、河野談話ともに白紙撤回されるべき。

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■東京都教材に掲載されるマッカーサー証言について 2012/03/30 09:11
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2640605/

■マッカーサー米議会証言録
http://www.sankei.co.jp/seiron/maca/2005/maca/mac-top.html