■ 石川議員は、離党も辞職もしないのか
まず、私が危惧する問題を書く前に、一つ書いておかなければならないことがあります。
私のブログは、相変わらず、言論弾圧ともいえる取り扱いを受け続けています。(2010.02.08現在)
このブログでは、
・ある「圧力団体」が、意向に従わないものに対して「圧力」をかけ続けていく
・「圧力団体」を批判するものは、その言動を排除する
・批判する者を社会的に排除するための活動を展開している
と告発するブログです。
その問題と密接に関係があるかもしれません。
今回は、「圧力」で意見が捻じ曲げられる・・・・という話を書いていきます。
政治の世界では、いろいろと動きがあるようですが、私が、このブログで懸念しつづけていることが、
現実の危機になろうとしています。
このブログでは、裁判員制度の中立性が脅かされるという話をしていました。
民意を反映されるという意味合いで導入されたこの仕組み・・・
「検察審査会」でも、「裁判員制度」と同様の仕組みになり、民意を反映されることになるのですが、
これは、簡単になことではありません。
問題になるのは、中立性の確保ですから。。。。。
「民意」のコントロール・・・・委員に「圧力」がかからないことを祈りますが・・・・
かりに、「圧力」が存在することがわかれば、民主主義が危ない状態になったということです・・・・
今日から、この話を導入として、「圧力団体」がどのように「圧力」をかけるのか、
その手段について、記述を始めます。
「ほのめかし」は、その手段の一つに過ぎません。様々なものがある。。。。。
一回では、書ききれませんから、シリーズになります。
■ 石川議員は、離党の辞職もしないのか
今朝の報道では、「石川議員は、離党も辞職もせず」ということでした。
「????」と疑問が出てきたのですが、直感的には、「防波堤だね。」です。
地元後援会で、「辞任」の必要性なし。。。。ということだというのですが、
「国民の声よりも、地元の利益誘導が大事ということ???」になりかねない。
実際の国民の声は違うようですから・・・・
土日での世論調査では、
民主党の支持率は、40%程度はあるようなのですが、80%近い国民は、今回の問題で、
「小沢幹事長は、辞任すべき。」と回答しています。
これが意味するところは深刻・・・・簡単ではありません。
その数字だけ見て、解釈して見ますと、国民が考えているのは、
・自民党のような「しがらみ政治」はノー
・民主党に、政治を変えてもらいたいという期待は寄せている。
・自民党的体質を引き継いでいるとしか見えない「小沢幹事長」もだめだ。。。。
ということなのではないでしょうか。。。。
今回の石川議員を一とする幕引きは、かつての自民党のまくひきと同じ。。。。
だから、国民は、小沢幹事長にノーという答えを出している。
■ 小沢幹事長と国民審査会
つまり、今回の一連の報道があり、20億円を超える政治資金の不記載という事件は、
ただ、単なる「不記載」ではなく、何らかの「裏献金」があったはずであるというのが、
国民の心象ということです。
それだけではありません。
民主党の対応は、まずかった。。。。。。
当初から
「検察と戦ってください。」とか・・・・
「指揮権発動か・・・・」とか・・・・・
あたかも、検察に「圧力」をかけるかのごとき発言が目立ちました。
これはだめでしょう・・・民主主義国家なんだから。
この事件は、「不起訴」では終わらないのです。
「告発」があったのですから、不起訴⇒検察審査会になるはずのものです。
■小沢氏と国民審査会
不起訴の段階で、自民党も民主党も小沢氏も、「検察審査会」がどうなるのか・・・・
から目が離せなくなりました。
小沢氏が圧力をかけるという視点だけで書きたいのではないのではありません。
小沢氏と敵対する組織だって、隙をうかがっているかもしれないのです。
このブログを読んでいる方は良くご存知だと思いますが、「検査審査会」は、
「裁判員制度」が導入された、昨年5月から権限が強化されました。
2回の「起訴相当」が出れば、自動的に、「起訴」できる。
政治的には、一回の起訴でも、十分にダメージがある。
それが、参議院選挙の前にでも出されたら、トンでもない話・・・・・
いったん下火になるかに見えた、今回の問題が再燃する。
民主党の支持率が、決定的に下がりかねない・・・・
なにしろ、アンケートでは、
「小沢氏の幹事長辞任」を求める国民の声が、80%を超えるのですから・・・・・
だから、民主党が、今回の問題の初動で、何らかの「圧力」をがけるイメージを国民に
植えつけたことは失敗だった。。。。
つまり、「検察審査会」に対しても、圧力をかけるかもしれないというイメージを持たれた。。。。。
なにしろ、この審査会は、民意の反映が目的ですから、今回の世論調査の民意を反映
すると・・・・・・
■ 検察審査会委員の中立性・・・問題点は、「裁判員制度」と同じだ!!
このブログは、「裁判員制度」の中立性が「圧力団体」の活動によって、ゆがめられるという話を
告発し続けています。
「圧力団体」が、その組織力を活かし、自らの都合がいいように判決をコントロールしようとする活動・・・
さらに、いままで、経験から積み上げてきた「人権犯罪」の数々の手口を使えば、
犯罪にならず、ターゲットの考え方を変えることができる。。。。。
「検察審査会委員」も「裁判員」も、その中立性が脅かされることは、現実にあるのです。
何も、民主党がだけが「圧力」をかけるというのではなく、
民主党に敵対する組織だって「圧力」をかけて、なんとか、起訴に持ち込みたい
何とかして、委員の意向を起訴に持っていけないか。。。。
いままで、「圧力団体」のものは、
「このブログで取り上げていることは真実ではない。」
「そんなことはありえない。」と説明してきたようですが、
しばらくすると、現実に、「委員の中立性」ということが問題になるはずです。
特に、野党は、取り上げなければ前に進めない状態。。。。
「野党」がね・・・・
野党が取り上げるとしたら切り口は簡単です。
政権与党が、「審議委員」に圧力をかけたら、その中立性が歪むだろう・・・・
私とまったく同じロジックで批判しなければならない。
「圧力団体」のものたちは、そのとき、「私の、頭がおかしいから。。。」といえるのでしょうか・・・
「いえるはずがない。絶対に。。。。。」
■
最低のシナリオは、検察審査会の意見を変えるために、「圧力団体」が動くことです。
なにしろ、「圧力団体」では、長年培った「圧力手段がある。」
・ほのめかし、
・ほのめかしの脅し
・脅迫・・
・しがらみによる圧力
職場上司を通じて
親戚の者からの圧
・尾行・監視による圧力
・でっち上げの噂のばらまき
・職場上司を通じての圧力
などなど、警察では取り上げない・・・犯罪として立証できない手口を持っているのです。
「ストーカー規制法」がザル法である理由はここにあると思うくらいです。
だから、私は、言い続けています。
「民主主義が危ない。」
■ 民意の中立性は、「圧力団体」がある限りなくならない・・・・
国民は、この状態をしっかりと認識すべきです。
「民意を取入れる」という話は、「諸刃の刃」・・・・
倫理観があって初めて機能する仕組みなのです。。。
倫理観がないものに、力を与えてはならないということ・・・・
この原因は、何かは、考えなければならないのです。
自らの意見に従わせよう、その考え方以外認めないという「独裁体質」の団体があるというだけで、
民主主義が歪むのです。
何も、小沢氏がゆがめるという話ではありません。
小沢氏に敵対する組織だって、ゆがめる可能性が大きい。。。。
これからしばらくの間、「圧力」の手法を書いていきます。