人間ドックを終え、病院内のコンビニを探しながらフラフラと歩いていますと、車いすのご婦人と付き添いの細い男性に目がいきました。
男性は「朝は~~~~~やろ。~~~~~~しんどいねん」とボソッと言います。
思わず、体が硬直し、耳ダンボになって聞いてしまいました。
車いすのご婦人は「施設に入れたらええねん」と言います。
男性は「入るの嫌やろ?」と言います。
ご婦人は「そんな事ないよ」と言いますが、その言い方で「そんな事ない事ない」のは明らかです。
せつなくなりましたが、どうしようもなく二人の前を素通りしました。
コンビニで温かいコーヒーを買い、ロビーで休憩していると、二人が私の近くにやってきました。
男性は何も言わず、ご婦人は、口をへの字に結んだまま。
男性は、おしゃれで暖かそうなマフラーを取り出し、優しくご婦人に巻いてあげました。
次に、ひざ掛けを取り出し、ご婦人の膝にかけてあげて、ゆっくりと帰っていきました。
話す内容は違うけれど、私と母に似ている。
何度もそう思いました。
親子やけど。
親子やし。
男性は「朝は~~~~~やろ。~~~~~~しんどいねん」とボソッと言います。
思わず、体が硬直し、耳ダンボになって聞いてしまいました。
車いすのご婦人は「施設に入れたらええねん」と言います。
男性は「入るの嫌やろ?」と言います。
ご婦人は「そんな事ないよ」と言いますが、その言い方で「そんな事ない事ない」のは明らかです。
せつなくなりましたが、どうしようもなく二人の前を素通りしました。
コンビニで温かいコーヒーを買い、ロビーで休憩していると、二人が私の近くにやってきました。
男性は何も言わず、ご婦人は、口をへの字に結んだまま。
男性は、おしゃれで暖かそうなマフラーを取り出し、優しくご婦人に巻いてあげました。
次に、ひざ掛けを取り出し、ご婦人の膝にかけてあげて、ゆっくりと帰っていきました。
話す内容は違うけれど、私と母に似ている。
何度もそう思いました。
親子やけど。
親子やし。