もうこんな歳(どんな歳?)

30代半ばで化学物質過敏症を自覚。以来、過敏症の症状はありつつも、病院には行かず、普通に生活できています。

父親の言葉

2022-04-01 12:32:23 | 日記
父親の少年時代は戦争中でした(私の年代がわかる?笑)。

家の事情で学校に行けなかった父は、当時日本領だった満州に行って働きながら勉強をしていました。

戦況が悪化して、ロシア軍が攻めてくるという噂が流れ、集団で日本に戻る事になったそうです。

女子は髪を切り男装し顔にわざと炭を塗って集団の真ん中にして守りながら戻ってきたそうです。

その話は私達にと、孫達にと数回しか聞かされませんでした。

父は何とか日本に戻ってくる事ができました。

当時の悲惨な話は何度も聞かされました。

生前私達に「お前たちは幸せぞ」と。

美味しい物を食べたら嬉しい事があると、「今日はほんなこて良かったぞ」と口に出して言っていたのをいつも笑って見てました。


かの地の人達にも、美味しい物を食べて、幸せと思う日がきますように。

日々祈ります。
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