
以前から気づいていましたが、適当にちぎった紙でカトー折りで何かを作ってみると、意外に楽しいものができるのです。これは創造力を高めるのにいいのかと思いました。いくつかのちぎった紙を同じ方法で折っても同じものはできません。これがいったいに何に役立つのかと思いますが、ただどんなちぎれかたでも、折って、目的のものを作ろうというのは一種にトレーニングになるのかもしれません。
○問題解決する。・・・・ どんな状況でもそこにあるものを使って、解決する。(NASAもこんな訓練していたっけ)
○想像力を高める。・・・解決するには到着するイメージを創造して、手を動かす。(まず、行動。理屈はあとから)
○潜在能力を活かす・・・何をしようとしているのか、もっと自分の能力を信頼する。(・・・何かの訓練?)
ちぎった段階で、どのように折って、何を作ろうかと考えるのは、意外とエネルギーを使うものです。考え込んでしまうと何もできなくなってしまう。しかし、失敗してもいいと思って、適当に折ってみると、意外と面白いものになるんだとわかります。
これを人に見せると、何に使うのか、なんで作っているのかなんて思われてしまいそうです。しかし、新しいモノの誕生というのはこういうもんではないでしょうか。
偶然に切れた紙のカタチは、それをどんな折り方で、何を折っていくのかというのは無茶な遊びではありますが、完成してから、また、どう使って、片付けようかと思うと簡単に捨てられないのです。自分がした足跡がこれには全部記憶されているかのよう・・・
ともかく、無理、無駄、ムラというのは排除するのではなく、その逆。無理、無駄、ムラをたくさんすると、脳がとても活性化するような感じです。そういう遊びがここにはありますね。